国際世論、中国の違法な行為を非難

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米国務省報道官


国際世論は引き続き、中国の誤った行為を非難しています。13日、アメリカ国務省本部で行われた記者会見で、サキ報道官はベトナム東部海域いわゆる南シナ海の最近の紛争に対するアメリカの関与が地域の平和と安定を脅かしているという中国の糾弾を否定しました。

また、サキ報道官は中国人記者の質問に応えた際、「中国外相がベトナム東部海域での緊張情勢は中国によるものではない。アメリカが膨張した話に過ぎないと述べたこと」に関し、「中国がベトナム東部海域に挑発的な行動を起こし、緊張を招いたことはアメリカだけでなく、多くの国が認めている」と強調するとともに、アメリカのケリー国務長官はベトナムのファム・ビン・ミン外相との電話協議で東部海域の緊張情勢に懸念を示すとともに、各側に対し自制することを呼びかけ、中国の行為は挑発的だと改めて強調した」と明らかにしました。

同日午後、南アフリカの首都プレトリアで、同国駐在ASEAN委員会は大使級会合を開催し、東部海域の緊張情勢を協議しました。会合で、ASEAN諸国の大使らはこの緊張情勢に懸念を表明するとともに、この海域の平和、安定、航海の安全保障を確保するよう、団結と結合を強化する必要があり、これを2015年までのASEAN共同体づくりに向けての重要な任務の一つとして見なすことで一致しました。

ベトナムのレ・フイ・ホアン大使は「ベトナムはASEAN諸国をはじめ、国際社会はベトナムと団結し、ベトナムの理に適った要求を支持するとともに、中国の侵犯行為に反対するよう希望する」と強調しました。

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