国際世論、中国を批判

8日、アメリカ下院外交委員会・アジア太平洋小委員会委員のエニ・ファレオマバエガ議員は、報道コミュニケーの中で次のように批判しました。「中国の石油リグHD 981号がベトナムの排他的経済水域と大陸棚の範囲内、また、ベトナムのリーソン島から120海里しか離れない所に違法設置された。ベトナム東部海域、つまり南シナ海の領有権問題に関する中国の要求は国際法に従って根拠が無いものだ。中国の行為はこの海域における平和と航海の安全保障を故意に脅かす目的としてエスカレートすることに過ぎない。」というものです。また、同議員は、オバマ政権に対し、中国の行動への一層明確で断固たる反応を出すよう求めました。































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ラッセル東アジア太平洋問題担当次官補(写真:C.V.Kình)

一方同日、ベトナムを訪問中のアメリカ国務省のラッセル東アジア太平洋問題担当次官補は、記者団の取材に対し「アメリカは自由、安全保障、航海安全に影響を与えた全ての行動、及び領有権を主張する中国の武力行使と脅迫的な行動に反対している。」と強調しました。































シンガポール外務省報道官は南シナ海に関する新たな動きに懸念を表明すると共に、当事者に対し国際法を順守して自制的 に行動することを強く求めました。

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