展示会の様子(写真:Tien Long)
15日午前、ハノイで、ベトナム軍事歴史博物館は「ホアンサ・チュオンサの両群島、ベトナムの主権」と題する展示会をオープンさせました。
展示会には300点 あまりの写真、資料、現物、歴史的証拠などが、「ホアンサ・チュオンサの両群島、ベトナムの主権を立証する歴史的証拠」や、「ホアンサ・チュオンサの領有権確保」、「ベトナム国民と国際友人の心に刻まれるホアンサ・チュオンサ」という3つのテーマ別で展示されています。
一方、展示会では1940年にフランス植民地主義者が発給したホアンサ群島の島民であるマイ・キム・クイさんの出生届など収集されたばかりの資料も紹介されています。
同博物館館長のグエン・スアン・ナン大差は次のように語りました。
(テープ) Nang
「この展示会はチュオンサとホアンサの両群島に対するベト ナムの主権を主張することが狙いです。また、国民の認識を向上させ、この両群島に対する祖国の主権を確保する決意を固めます。さらに、これまで、両群島の防衛に身を捧げた各世代の兵士の恩に報いることも目指しています。」
他方、同日、中部トゥアティエンフエ省は海上警察と協力し、「ホアンサ・チュオンサの両群島、ベトナムの領土」と題する展示会を開催しました。
展示会で、およそ400点の資料は「ホアンサ・チュオサン、ベトナムの領土」や、「ベトナムの独立、自主、主権、領土保全」、「祖国の海と島の領有権確保」、「ベトナム人民海軍の活躍」、「ホアンサ・チュオサンに向けての諸活動」という5つのテーマに分かられ、展示されています。