米海軍、チュータップ岩礁の海域にイージス艦を派遣



10日、アメリカ海軍はベトナムチュオンサ群島所属チュータップ岩礁(英語名ファイアリー・クロス礁)から12カイリ(約22キロ)内にイージス駆逐艦ウィリアム・P・ローレンスを派遣し、「航行の自由」作戦を実施しました。

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イージス駆逐艦ウィリアム・P・ローレンス(写真:baodatviet)

これに関して、アメリカ国防総省のビル・アーバン報道官は、「中国や、台湾、ベトナムがベトナム東部海域(南シナ海)での航行権を制限しようとしている」と述べ、「今回の作戦は過度な海洋の権利主張に挑む」ために実施されたと説明しました。

この問題に関して、ベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官は「1982年の国連海洋法条約を始め、国際法に基づく無害通航権を尊重しているというベトナムの立場を幾度も強調してきた。また、ベトナムは国際法を尊重すると共に、関係各国に対し、ベトナム東部海域での平和、安定に積極的に貢献するよう呼びかけている」と明らかにしました。

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