ベトナム中部高原地帯ティグェン地方にあるダラット市の夜はレストラン、ホテルの看板や通りの電灯の光に照らされ、魅力的な美しさを持っています。高原地帯の冷え込む空気の中で、ダラット市の定番スポット、ナイトマーケットを散策するのはこの地に足を運ぶ観光客の味わいの一つとなっています。
ダラット市の夜は冷え込みますから、夜にダラットの中心部の各通りの道端に並べられている夜店に立ち寄り、この市の独特の食べ物を味わうのは絶好でしょう。アメリカ人観光客のJustin Colebrissiさんは次のように語りました。
(テープ)
「ダラットが大好きです。ダラット市はサイゴンと比べても美しい都市です。ここに住む市民は親しみやすいです。他に、この町の天気は良いです。ダラット市のナイトマーケットに行くと、食べ物を味わえるほか、記念品としていくつかの可愛いいグッズを買いました。」
ダラット市に足を運ぶ観光客は「ダラットに行くなら、ナイトマーケットの夜店で特産品を味わわなければ、ダラットの良さが十分理解できない」ということで同意しました。
現場の音
ダラットのナイトマーケットに売られている食べ物のほとんどは口に入れる時、まだアツアツのものです。このナイトマーケットの露店には様々な食べ物が売られています。10年にわたり、ダラットのナイトマーケットで豆腐を売っているロアンさんは次のように語っています。
(テープ)
「ダラットのナイトマーケットは多くの食べ物が売られています。午後5時から9時まで、ここに来ると観光客は様々な食べ物を味わうことができます。おぼろ豆腐に生姜、ココナッツのタレ、砂糖水をかけたもので、中華のアンニン豆腐と似たものですが、ダラットに足を運ぶ観光客のだれもがこの食べ物が好きです。ダラット市の夜は冷え込むので、彼らはこの熱い食べ物を食べます。」
その他の定番の食べ物は炭火で焼いたライスペーパーに卵や調味料をのせたもの、ポタージュスープ類が主なものです。冷え込む夜に食べるアツアツの食べ物はどれも美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいます。ダラット市のナイトマーケットでライスペーパーを売っているグェン・ティ・キム・オアン( Nguyen Thi Kim Oanh) さんは次のように語りました。
(テープ)
「この食べ物はダラット市の市民の手造りです。私は午後3時から11時まで店で売りますが、お客が最も多い時間帯は夜の8時から10時までです。客の大部分は観光客です。この食べ物の調理は簡単で、食べ歩きもナイトマーケットの醍醐味です。ダラットに足を運ぶ観光客のだれもがこの食を味わいます。特に、これらをダラット市のピザと呼ぶ人もいます。店によって、食材は違いますが、観光客の口に合えば大丈夫」
その他、ダラット市のナイトマーケットに行く観光客は炭火焼の屋台を見逃すことができません。そこで売られている食べ物はその種類の多さと味だけでなく、値段がとても安いのです。こんなに安くて美味しい食べ物はホーチミン市やハノイでも見つけることはできないでしょう。