ドンダーの丘の歴史遺跡

(VOVWORLD) -ドンダーの丘はハノイ市ドンダ区のタイソン通りの西側にあり、木々に囲まれた丘です1788年10月に清朝の軍隊がベトナムに進攻し、タンロン城を占領した後、現在のドンダーの丘の周辺に基地を築きました。
ドンダーの丘の歴史遺跡 - ảnh 1

クアンチュン王はこれを受け、 ベトナム中部のビンディン省タイソン県から進軍し、ドンダー地区で侵略軍を包囲し、激戦の末に勝利を収めました。

1789年1月5日、クアンチュン王はタンロン城に入り、勝利を祝いました。それ以来、ハノイ市民は、毎年の旧暦1月5日をこの偉大な戦勝を記念する日として、ドンダーの丘で祭りを催してきました。

2018年12月24日、グエン・スアン・フック首相はドンダーの丘の歴史遺跡を特別文化財として認定する決定を下しました。ドンダー地区人民委員会のボ・グエン・フオン( Vo Nguyen Phong) 委員長は次のように語りました。

(テープ)

「1962年、ドンダーの丘の歴史遺跡はハノイの12の代表的な遺跡の一つとして認定されました。そして、1989年、ドンダーの丘の勝利200周年を記念して、ハノイ市はドンダー文化公園を設立しました。この公園にはドンダーの丘、クアンチュン王の像、展示会館などがあり、総面積はおよそ2万平方メートルです」

この歴史遺跡の中心部はドンダーの丘です。これは昔から出てきた丘で、昔のハノイであるタンロン城の防衛に重要な位置にあります。丘には多くの木々が植えられ、頂きにはクアンチュン王の文書が刻まれた石碑が建てられます。

ドンダーの丘の勝利200周年を記念した1989年に、ドンダーの丘のそばにクアンチュン王の像が建てられました。高さ15メートルのこの像が鉄製コンクリートで作られ、重さは200トンです。表面には大理石で敷かれています。像の両脇には白い大理石でできた2枚のレリーフが置かれます。このレリーフはかつて、クアンチュン王と外国軍との戦いを物語っています。

ドンダーの丘の歴史遺跡 - ảnh 2

クアンチュン王を祀る神社はクアンチュン王の像の後ろに建てられました。この神社がタンロンハノイ遷都1000年を記念する式典が行われた2010年に建設されました。2階建てのこの神社の一階には100平方メートルの展示会館があります。この展示会館にはドンダーの丘の祭りやテイソン時代の歴史にちなんだ品々と資料が展示されています。

ドンダーの丘の歴史遺跡の無形文化遺産は毎年旧暦の1月5日に、そこで開かれるドンダー祭りです。この祭りは約200年前に29万人におよぶ中国・清朝の侵略軍を破ったクアンチュン王の偉大な戦功を祝うものです。祭りには供養儀式、神輿行列の他、武術パフォーマンス、民間遊戯などが行われます。

現在、ハノイ市は文化スポーツ観光省に対し、この祭りを国の無形文化財として認定するため申請書類を作成中です。文化遺産局のダン・バン・バイ( Dang Van Bai) 元局長は「この遺跡は青少年に愛国伝統を教育するためのよい場所である」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「ドンダー地区とドンダーの丘の遺跡管理委員会、ハノイ市観光局はここで生徒学生に対し、歴史教育の授業を作成することができます。ドンダー祭りが国家レベルの祭りになる必要があります。これは歴史遺跡の維持、保存に寄与するだけでなく、観光発展にも活気を作り出します。」

ドンダーの丘の歴史遺跡の価値を生かして、ハノイ市はこの遺跡の修復、拡大に力を入れると共に、ハノイにある他の遺跡と連携して、観光を発展させます。ハノイ文化大学のズオン・バン・サオ博士は次のように語りました。

(テープ)

「ドンダーの丘の歴史遺跡は国の特別な文化財ですから、この遺跡のインフラ整備に巨額の投資をしなければなりません。この遺跡では神社、展示会館などがあります」

現在、ハノイの関係各機関はドンダーの丘の歴史遺跡がハノイの魅力的な見所にするため、その遺跡の完備に力を入れています。

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