バッチャン、陶磁器の村がハノイの観光スポットに

(VOVWORLD) -ホーチミン主席の教えを実施して、この60年、バッチャン村の行政当局と住民はこの村を伝統的職業村と観光の村にするため全力を尽くしてきました。
バッチャン、陶磁器の村がハノイの観光スポットに - ảnh 1

ハノイ郊外にあり、ホン川左岸に位置する伝統的陶磁器村のバッチャンが長い歴史と独特な文化を持っています。この村は観光発展に有利な条件を作り出しています。そして、最近、バッチャン村はハノイの観光スポットの一つとして認定されました。

ハノイ郊外ザーラム県に位置するバッチャン村には11の村落からなり、人口はおよそ8500人です。この村にはティザオ寺、ザンカオ集会所、バッチャン集会所、マウ神社、キムチュク神社など9つの文化歴史遺跡があります。

1959年2月20日、ホーチミン主席がバッチャン村を訪れた際、「バッチャン村はベトナム社会主義共和国という新型のベトナムの模範的な村にならなければならない」と述べました。ホーチミン主席の教えを実施して、この60年、バッチャン村の行政当局と住民はこの村を伝統的職業村と観光の村にするため全力を尽くしてきました。

バッチャン、陶磁器の村がハノイの観光スポットに - ảnh 2

現在、バッチャン村で、ホーチミン主席を祀る神社も建てられました。また、バッチャン村は作詞・作曲家バンカオがベトナムの国歌となっている進軍歌の原稿を印刷した所でもあります。ザーラム県文化情報室のブ・ティ・ハイ・イエン室長は次のように語りました。

(テープ)

「バッチャン村の文化的価値は有形のものもあれば、無形のものもあります。有形文化遺産として挙げられるのは古い村、旧家、陶磁器です。私たちは関係各機関に対し、バッチャン村の陶磁器生産職業を国の無形文化財として認定するための申請書類を提出しました。その他、バッチャン村の祭りや飲食文化も貴重な無形文化遺産です。バッチャン村は本当に国内外の観光客にとって魅力的な観光スポットとなっています」

現在、バッチャン村で陶磁器を生産、経営する世帯は1000にのぼっています。バッチャン村の陶磁器はフランス、日本、韓国、ロシア、イタリアなど世界の多くの国々に輸出されています。バッチャン村には120人の職人があり、世界で最も多い職人がある村となっています。

バッチャン村がハノイの観光スポットの一つとして認定されたことを機に、バッチャン村では文化観光貿易センター、ショッピングセンター、優秀な職人トゥ・タイン・ソンの陶磁器生産施設の開設、チャンアンという旧家の空間の開設を行いました。

近年、ハノイ市はバッチャン村の観光発展に有利な条件を作り出しています。ハノイ観光局事務所のグエン・ティ・ミン・ハイン所長は次のように語りました。

(テープ) 

「ハノイはバッチャン村と絹織物生産村バンフック村を観光スポットに発展させるため投資を集中的に行います。ハノイ市観光局はバッチャン村の観光ピーアールするため、アメリカのCNNを招きました。また、私たちはバッチャン村の職人を支援するため、多くの企業を見学させました」

近年、バッチャン村を訪れる国内外の観光客は年平均20万人に達し、その中で、外国人観光客は20%を占めています。

バッチャン村がハノイの観光スポットの一つとして認定されたことは地元の住民がこの伝統的職業村の美しさをピーアールするチャンスとなり、この村の伝統的職業の維持、保存に寄与することでしょう。

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