今年11月、中部高原地帯テイグエン地方にあるラムドン省ダラット市は延べ、国内外観光客およそ５０万人を迎え、これにより、年初から、同省を訪れる観光客の数は６２０万人にのぼっています。これまでの観光ツアーと共に、農業体験ツアーは多くの観光客を引き付けています。

中部ビントアン省からの観光客グエン・テイ・ラン・フオンさんはダラット市第７区にある農業生産施設で農業体験ツアーに参加しています。フオンさんは「この観光ツアーを通じて、農民としての体験を楽しむことができる」と明らかにし、次のように語りました。

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「あそこに行くのが大好きです。自然の風景が見事で、果物は清潔です。果物の農園に行って、自分の手で果物を採ったり、その場で、食べたりできるのは楽しいですよ」

一方、南部ビンズオン省からやってきたチャン・ダンさんはダラット市を訪れるのは今回が４回目となりました。これまで、ダンさんはプレン滝、タントー湖、ダラットの花園などダラットの有名な見所を見学しましたが、農業体験ツアーに参加するのは目新しい体験となりました。ダンさんの話です。

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「ダラットに行って、このようなきれいな果物の農園を訪れるのは素晴らしい体験です。あそこの風景は見事です。地元の住民は優しくて、果物がどのように生産されるかを熱心に教えてくれました」

ダラット市第８区に住むイチゴ農園の持ち主の一人であるブオン・デイン・テイさんはこの前、観光客がイチゴ農園を訪れるのは自発的な活動でしたから、この種類の観光の品質が確保されませんでした。しかし、地元の行政府が地元の住民が農業体験ツアーの開発を奨励してから、観光サービスが改善され、収入も高くなる」と明らかにし、次のように語りました。

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「ラムドン省の農業体験ツアーが順調に発展しています。多くの観光客は果物の農園に行って、自分の手でイチゴやトマト、各種野菜を採ることが好きです。私たちはこの種類の観光の質的向上のため力を入れています」

ラムドン省文化スポーツ観光局のグエン・テイ・ビック・ゴック副局長は「ラムドン省の観光部門は農民と旅行会社に対し、観光の質的向上に投資することを奨励していると述べ、次のように語りました。

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「農業体験ツアーが多くの観光客を引き寄せています。現在、私たちは観光ピーアールを強化し、農業体験ツアーの質的向上に取り組んでいます」

農業体験ツアーの発売を開始してから3年後の現在、ダラット市を始め、ラムドン省では30の農業体験ツアーを経営できる施設が出ています。農業体験ツアーを発展させることは観光商品を多様化し、ラムドン省の観光発展に寄与しています。