ランビアン山はベトナム中部高原地帯ティグェン地方にあるダラット市から北へ１２キロ離れた所にあり、観光客にとって魅力的な観光スポットとなっています。ランビアン高原に足を運ぶ観光客はロマンチックな自然風景を存分に眺めることができます。

2015年、ランビアンがユネスコ＝国連教育科学文化機関により、「ユネスコ生物圏保存地域」として認定されました。ベトナムのユネスコ生物圏保存地域は9か所目で、中部高原地方としては初めての場所です。

ランビアン生物圏保存地域はラムドン省北部に位置し、面積は27万ヘクタールぐらいです。原生林と盆地から成るビドウプ(Bidoup)・ヌイバー国立公園を含む地域で、国内に4か所ある生物多様性学の中心地の一つと評価されています。ラムドン省の投資貿易観光センターのブ・バン・トゥ ( Vu Van Tu) センター長は「独特な価値があるランビアン山はダラットに足を運ぶ観光客にとって魅力的な観光スポットである」と明らかにし、次のように語りました。

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「ダラットに足を運ぶ観光客は保養地の素晴らしい空気を満喫できる他、いくつかの魅力的な見所を探検できます。その中に、ランビアン高原があります。

標高およそ2000メートルのこの山の頂上からはダラットが一望できます。また、我々は山の麓に住んでいるいくつかの少数民族の村を訪れ、独特な文化を理解できます。」

ランビアン山には2つの頂上があります。一つは1950メートルの高さがあり、もう一つは2169メートルです。これらの頂上に行くためには獣道を行かなければなりません。高くなるにつれ、と道が狭くなり、険しさがましてくるので、大変です。ダラット市の市民ホン・クアン( Hong Quan) さんは次のように語りました。

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「ダラットについて言うなら、ランビアン山を抜きに語ることはできません。地元の人々の中にはこの山について様々な伝説があります。山の頂に登ると自分に力が付いたような感じがします」

ランビアン山の頂上に行くために、観光客はジープを利用できます。サイゴンツーリストのガイド ビック・チ( Bich Chi) さんは次のように語りました。

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「ジープで行けば、頂上まで約10分かかります。行く途中、観光客は険しい道を行ったり、松林を抜けたりして、強い感覚を体験できます」