ホーチミン市はベトナム全国各地と比べて、母国でテトを過ごすために帰国する国外在留ベトナム人を最も多く迎える都市です。そのため、同市内の各旅行会社はホーチミン市から南部アンザン省、フーコク島、コンダオ島へ行く様々な観光ツアーを発売しています。
サイゴン・ツーリスト社のグエン・テー・ビン副社長は「国外在留ベトナム人が会社の顧客総数の3割を占めている」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「国外在留ベトナム人はわが社の重要な顧客です。メコンデルタ地域、南部アンザン省、フーコク島、コンダオ島、または、中部ダラット市、古都フェ、首都ハノイへ行く観光ツアーに参加する顧客のうち、国外在留ベトナム人が大多数を占めています。」
サイゴン・ツーリスト社のグエン・テー・ビン副社長はこのように語りました。
この期間、ホーチミン市のタインニェン株式旅行会社も国外在留ベトナム人からの多くの予約を受け付けました。同社のレー・バン・フン社長は次のように語りました。
(テープ)
「国外在留ベトナム人の家族は2人家族もあれば、多人数の家族もあります。テトで彼らは1ヶ月間ベトナムに滞在し、中部ニャチャン市や古都フェを訪れた後、首都ハノイにも行きます。もし、お一人様が2日間ファン・ティット市の3星ホテルに滞在するならば、1400万ベトナムドン、ニャチャン市に滞在するならば260万ベトナムドンかかります」
レー・バン・フン社長はこのように語りました。
今年は物価が高騰しているので、旅行費用も昨年と比べると2割増です。しかし、予約する顧客数は減りました。先ほどのフン社長は「国外在留ベトナム人は慰霊の旅に興味を持っている」と明らかにし、次のように語りました。
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「今年の観光ツアーのルートは前年とほぼ同じですが、訪問先が補充されています。テトには誰もがおしゃれな服を身につけていますので、夏と違う観光ツアーを企画しなければなりません。新年に、多くの観光客はお寺に参り、一年の幸運を祈るツアーに参加したいのです。」
レー・バン・フン社長はこのように語りました。
旧正月テトに国外在留ベトナム人の多くが参加を望む観光ツアーはベトナム南北を縦断するツアーです。そのため、ベンタインツーリスト、ニムバス旅行会社、フィディ・ツーリストなどは15日から18日に行われる観光ツアーを発売しています。