新春に発売される観光ツアー

新春に発売される観光ツアー - ảnh 1
ベトナムの初の大学とされる文廟



多くの外国人はベトナムの風景や人々のほか、ベトナムの伝統的旧正月テトに興味を持つため、ベトナムを訪れました。外国人観光客が多く訪れる地方として挙げられるのは首都ハノイ、山岳地帯にある国境の町サパ、ハロン湾、中部の古都フェ、ホイアン旧市街、ダナン市、ニャチャンなどです。

千年の歴史を持つハノイ市は毎年春になると、多数の外国人観光客を集めています。ハノイに足を運ぶ観光客はベトナムの初の大学とされる文廟、ホーチミン廟、バッチャン陶器村などです。ベト・ビジョン・トラベル旅行会社のレー・クアン・ダオ社長は次のように語りました。

(テープ)

「2012年、私たちはシンガポール、インド、マレーシア、香港、中国、タイなどアジア諸国の観光客を中心に観光ツアーを企画しています。アジア人観光客が興味を持っている観光スポットは首都ハノイ、ハロン湾、中部ダナン市、ホイアン旧市街などです。今年、わが社は北部・ホン川デルタにある村々を探検するツアーを発売します。このツアーは故郷に返るという意味で、「帰省」ツアーと呼ばれています。また、春にこれらの村では多くの春祭りが開催されます」

このように語ったレー・クアン・ダオ社長は「多くの外国人観光客は「帰省」というツアーに興味を持っていると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「日帰りのツアーを予約する観光客はダー川ダムの湖を探検してから、少数民族ムオン族の博物館を見学し、伝統的音楽を楽しむことができます。2日間の観光ツアーを予約する観光客は首都ハノイからクアンニン省ドンチェウ県に()き、そこで、一泊ホームステイして、自転車で地元の村々を探検してからハロン湾に行きます。北部の春を探検するツアーは北部ならではの観光ツアーです」

レー・クアン・ダオ社長はこのように語りました。

首都ハノイのほか、中部のホイアン旧市街は外国人観光客のお気に()り観光スポットです。旅行雑誌「スマート・トラベル・アジア(Smart Travel Asia)」の最新調査によりますと、 ホイアン 町は2011年度アジアの観光地のトップ10に入っています。ホイアン旧市街に足を運ぶ観光客は落ち着いた雰囲気を満喫できるでしょう。クアンナム省・文化スポーツ観光局のデイン・ハイ局長は次のように語りました。

(テープ)

「観光客はホイアン旧市街の町並みを見学するほか、クアンナム省の伝統的民謡を楽しむことができます。毎月旧暦14日の満月の夜には満月祭が開催されます。この祭りは20世紀初頭のホイアン旧市街の風景を再現するものです。これを通じて、観光客は地元の住民の伝統的文化を理解することができます。」

デイン・ハイ局長はこのように語りました。

現場の音

夜には、ホアイン旧市街の全ての電灯が消されます。代わって町をやわらかに照らし出すのは、ホイアンの伝統工芸品である提灯(ちょうちん)ランタンです。その時、この町は色とりどりの灯籠の幻想的な光に染められます。ホイアンを一度でも訪れたことのある観光客はいつか又この町に戻ることを望んでいることでしょう。

 

 

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