旧正月テトの人気観光地

今年の旧正月テトの休日は9日間です。ベトナム人はテトをどのように過ごすか、様々な選択肢があります。親族とともにテトを過ごすため、故郷へ帰る人が居れば、テト休暇を利用して、旅行する人もいます。例年のごとく、今年も中部沿海地帯に旅行する観光客も多いですが、北部の各地を旅行する人も増えています。

旧正月テトの人気観光地 - ảnh 1

                  避暑地ダラット


今年のテトは、各旅行会社とも様々な観光ツアーを発売しています。しかし、最も人気がある観光地として挙げられるのは中部のニャチャン市、ファンテエット市、南部コンダオ島、フーコク島などです。これらの観光地に人気があるわけは北部の寒さを避け、透明感のある海の中で、海水浴ができるとともに、新鮮なシーフードを味わうことができるからです。今年のテトに、中部高原地帯にあるラムドン省の避暑地ダラットに行く観光客も増えています。ラムドン省文化スポーツ観光局のグェン・ティ・グェン副局長は「今年のテトに、ダラット市を訪れる観光客は多いですが、その大多数は母国ベトナムでテトを過ごせるため一時帰国する国外在留ベトナム人である」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「国外在留ベトナム人がダラットを訪れる理由の一つとして、そこには彼らの親族が多く住んでいるということです。この機に、ダラット市の指導者は国外在留ベトナム人と懇親会を開きました。ダラットは天候に恵まれているので、テトと夏に多くの観光客が訪れます。ダラット市には観光客3万から4万人が一度に宿泊できることなど観光インフラが十分に整備されています」

グェン・ティ・グェン副局長はこのように語りました。

旧正月テトの人気観光地 - ảnh 2

                  ハロン湾

今年、北部の各地方への観光ツアーを予約する観光客が例年より増えています。今年、ベトトラベル旅行会社は国内外の300の観光ツアーを発売していますが、北部への観光ツアーを予約した観光客は50%増となりました。カインシン国際旅行会社のスタッフであるトゥ・フォンさんは「今年、北部山岳地帯にある避暑地サパやハロン湾へ行く観光客は2012年と比べて増えている」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「ハロン湾が新世界の7不思議」として選出されたから、多くの観光客はハロン湾に行くことにしました。私たちはテト休みを取らずに、毎日、ハロン湾への観光ツアーを発売しています。テト中は、観光料金の値上げをしません。ハロン湾への観光ツアーは通常2日から3日間です。観光客は湾内クルーズ、神秘的な鍾乳洞を周遊見学するほか、漁村を訪れることもできます」

トゥフォンさんはこのように語りました。

旧正月テトの人気観光地 - ảnh 3

                 避暑地サパ


ハロン湾を後にして、観光客は北部山岳地帯にあるラオカイ省の避暑地サパに向かいます。さきほどのフォンさんは次のように語りました。

(テープ)

「サパへ行く観光ツアーのスケジュールは通常2泊3日、又は、4泊5日です。観光客にとってサパは異次元の町ですから、魅力的な観光地です。テトにサパへ行く観光客は多いです。」

避暑地サパのほか、北部のソンラ省のモクチャウ高原、バクカン省のバーベー湖、タインホア省のプールオン地区などは今年のテトの魅力的な観光スポットとなっています。ベテランガイドによりますと、北部各地の旅行をする時は、暖かい衣服や傘を用意した方がよいとのアドバイスがあります。

 

 


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