ハノイ市の農民らが、疫病の影響による困難を分かち合う

(VOVWORLD) -この間、ハノイ市農民協会は、あらゆるリソースを活用して、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた農民らを適宜に助けています。
ハノイ市の農民らが、疫病の影響による困難を分かち合う - ảnh 1生活上で困難な状態にある人へプレゼントを渡す

同協会は、「疫病と敵のように戦う」という心構えで、疫病対策作業におよそ1万人あまりの幹部、会員を動員して、実践してきました。また、「農民の感情・団結と分かち合い」というプログラムを実現して、新型コロナウイルス感染症予防対策基金や、新型コロナワクチン基金への幹部、会員の寄付を働きかけました

ハノイ市農民協会のファム・ハイ・ホア会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ハノイ市の農民たちは様々な形で、生活上で困難な状態にある人々を助けてきました。例えば、農民協会の各支部は連携し合って、数千トンの農産物を消費したこと。また、ハノイ市の青年同盟と連携して、貧しい人々に食事を無料で提供することなどです。その他、ハノイ市の農民協会各支部や、農民らは、疫病と闘う最前線に立つ人々や、貧しい労働者にも支援金を寄せました。」

ハノイ市内の各区、県、町の農民協会は様々な有意義な活動を行ってきました。フースエン県農民協会のファム・バン・フン会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「フースエン県農民協会のメンバーらは、新型コロナウイルスの第4波が流行した時に、ハノイ市内の感染地域と困難を分かち合いました。例えば、ハノイ市内にある疫病の感染地域に対し20トンあまりの各種の根菜、およそ10トンの農産物を供給しました。」

他方、ホアイドゥック県農民協会のグエン・ティ・タン会長は、次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、疫病の影響で出荷できなくなった野菜や、農産物、果物などの消費を担当するグループを発足させました。そして、ハノイ市農民協会や、他の団体などに消費先を模索してもらいました。」

その一方で、ハノイ市農民協会は、疫病の影響で最も甚大な被害を受けた南部のホーチミン市とビンズオン省の農民協会にそれぞれ5千万ドン、約25万円を贈呈しました。

疫病の影響による困難を乗り越え、経営生産活動において創意工夫を凝らした多くの農民の手本が出てきました。タンオアイ県カオビエン村縫製職業会のブ・ティ・ズン会長は次のように語りました。

(テープ)

「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、私たちは、メッセージアプリ『ZALO(ザロ)』を利用して、縫製職業会のメンバーのみによるグループチャット機能を使いました。新しい縫製品や、新しいデザイン、または、繊維材料の供給源と購入価格などの情報に関するメッセージ交換をしました。こうした方法で、私たちは、生産活動を維持することができました。」

ハノイ市農民協会は、農民と共に歩んで、適切な行動で農民の困難さを分かち合っています。これは、人々が疫病による困難を乗り越え、安定した生活を取り戻すための大きな原動力となっています。

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