ホーチミン市医師団による成果際立つ

2013年は、ホーチミン市の医学の大成功年だったと見なされています。ホーチミン市の医師らによる肝移植、造血幹細胞移植、結合双生児の分離手術の成功は国民の診療治療に突破口を切り拓いています。

ある時、ホーチミン市民だけではなく、南部の多くの省と市は、トードック区に住む18歳の男性の手足の裏の角質肥厚し、折れてしまったという奇病に心配していました。そこで、チョーライ(ChoRay)病院は医薬大学病院、ホーチミン市皮膚病院と共に、何回もの診断を経て、この奇病が「掌蹠角化症 」であることを発見し、治療法を研究、実現した結果、治療しました。

また、チョーライ病院、ホーチミン市医薬大学病院及びASANの韓国肝移植チームの医師らは。南部地域で初の臓器移植に成功し、ホーチミン市の医療部門の新たな発展を作り出しました。チョーライ病院・肝胆膵科のファム・フウ・テェン・チ副科長は次のように語りました。        

         (テープ)

「私たちは、ドナーである臓器提供者から肝臓の適量を摘出すると同時に、ドナーの生存を確保するように、計算しなければなりませんでした。それは私たちが乗り越えるべき困難でした。その時、私たちはドナーの肝臓750グラムを摘出しました。結果は期待を超えました。」

特に、昨年11月末と12月初頭に、第二児童病院で生後14ヶ月の結合双生児の分離手術が行なわれ、無事成功しました。

2人は胸から腹部が繫がっていました。しかし、一人は肺炎、脊柱側弯症(せきついそくわんしょう)を罹っているたため、手術は無理だと予測されていました。しかし、第二ホーチミン市児童病院、ホーチミン市心臓病院、外傷整形外科(がいしょうせいけいげか)病院の医師らはこの手術を成功させました。第二児童病院のチュオン・クアン・ディン副院長は次のように明らかにしました。       

     (テープ)

「手術前の検査では、心臓、肝臓、胆道が結合し、腹壁と胸部で異常が発見されました。腹壁(ふくへき)蘇生(そせい)させるため、人工組織を入れなければなりませんでした。」

他方、ハイテク医療分野でもホーチミン市は大成功でした。2013年に、ホーチ

ミン市の輸血・血液病院はHLA型に適合する造血幹細胞移植という新た技術の実現を成功させました。フ・チ・ズン院長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ホーチミン市では、造血幹細胞移植を受ける件数は140件に上り、全国で最高となっています。この移植に世界的先進技術が導入されるようになりました。地域諸国と比べても、ベトナムは劣りません。というのは、最も難しいと言われるHLA型に適合する造血幹細胞移植はベトナムで実現され、成功したからです。」

ホーチミン市の医療分野の発展戦略について、医療局のグェン・タン・ビン博士は次のように語りました。

(テープ)

「医療部門は人材の育成、近代的な設備の導入、総合病院の近代化などの計画を立てています。それと同時に、人材育成、科学研究、技術移転、ハイテク技術導入などにおいても世界各国との協力を強化します。」

2013年の医療の成果はホーチミン市の持続的かつ歩調を合わせた医療発展戦略の結果によるものだと言えるでしょう。

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