(VOVWORLD) -ベトナム観光部門は、2017年中に、のべ1150万人の外国人観光客を迎える目標を設定しています。しかし、9月末までに、ベトナムを訪れた外国人観光客は、のべ950万人に上昇しました。これは、象徴的な数字であり、外国人観光客に対するベトナムの魅力を示しています。
ハロン湾クルーズの間に、揚げ春巻き作りの体験コースに参加する外国人観光客 |
この数年間、観光部門は主要な経済部門として、国の経済発展に重要な貢献を寄せています。観光専門家の話です。
(テープ)
「現在のような経済発展状況、観光部門の努力を維持することと、電子ビザの申請受理などに関する政府の様々な政策を重ねて、今年、ベトナムを訪れる外国人観光客の数は、1200万人に達する可能性があると思います。」
ベトナム政府が2017年と2018年の2年間に、電子ビザを試験的に申請受付を実現することは外国人観光客を誘致する措置の一つです。また、2017年7月1日から、ベトナムは引き続きイギリス、ドイツ、フランス、イタリア及びスペインの5カ国にビザ免除措置を適用し、ビザ免除期間を2018年7月末まで1年間延長しています。これらは、ベトナムへの外国人観光客の増加に向けた喜ばしい兆しとなっています。
外国人観光客の誘致活動において、国際観光旅行会社も重要な役割を果たしています。現時点で、全国には1780社の国際観光旅行会社があります。この数年間、ベトナムを訪れた外国人観光客の伸び率は年平均7.2%に達しています。しかし、今後の外国人観光客の誘致を強化するために、観光部門は、独特な観光製品や専門的人材の不足など幾つかの問題点を解決しています。
観光発展の研究専門家の話です。
(テープ)
「観光商品の競争力を巡ることは依然として主要な問題です。この間、観光部門は、更なる多くの外国人観光客を誘致する為に、様々な措置を講じてきました。しかし、最も重要なのは、魅力的かつ独自の観光製品を作ることです。」
観光の専門家によりますと、観光部門が高い成長スピードを維持すれば、ベトナムは2017年に1200万人の外国人観光客を迎える可能性があるということです。