(VOVWORLD) -新型コロナウイルス感染症が蔓延している背景の中で、全国各地は、それぞれの居住地における疫病対策担当班を発足しています。
フックサ居住地の疫病対策担当班のメンバーら
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ハノイ市の疫病対策担当班は、自らの役割を良好に果たしています。
疫病対策担当班のメンバーらは、婦人会、高齢者協会、青年同盟などに参加している人々や、ボランティアなどです。疫病対策担当班は、地元の医療部門、公安、部隊、行政当局と連携して、疫病対策に関わる全ての任務を遂行することになります。彼らは、現地の居住地を往来する人を検査し、地元にある経営施設が疫病対策をどのように遵守するかを把握したり、生活上で困難な状態にある現地住民への支援活動などに参加したりしています。
ハノイ市バーディン区フックサ居住地の疫病対策担当班班長のダン・ティ・クックさんは次のように語りました。
(テープ)
「私たちは、毎日、午前10時半、午後5時半ごろ、それぞれ30分かけて、地元での疫病対策の状況を把握したうえで、経営者や住民に疫病対策の遵守を宣伝します。」
さらに、疫病対策担当班は、関連各機関と共に感染区域の特定、疫病対策の宣伝などに参加しています。フックサ居住地人民委員会のブイ・タン・スアン委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「疫病対策担当班は、積極的に活動したことにより、新型コロナウイルス感染症に関わるケースの適宜な点検と統計に貢献してきました。例えば、先日、地元の幾人かが感染地域から戻ってきたことを受け、疫病対策担当班はこれらの人々に医療申告を厳粛に実現するよう求めました。」
疫病対策担当班は、チラシの配布や、移動式スピーカー、そして、ソーシャルネットワークなどを活用して新型コロナ対策の宣伝を行ったことで、現地住民に情報を早々に提供し、疫病の感染拡大の抑制に貢献しています。
ドンダ区チュンリエット居住地人民委員会のレ・ゴック・ビック副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「疫病対策担当班は効果的に活動しています。そのお陰で、感染地域から戻ってきたケースの追跡、点検が迅速に進められました。」
現在、ハノイ市内の居住地におけるおよそ1万もの疫病対策担当班が活動しており、現地の行政当局と共に、疫病対策の効果向上に貢献しています。