今月19日から29日の日程で、ハノイで、第10回ASEAN＝東南アジア諸国連合技能コンクールが開催されます。「職業のスキル・我々の真の価値」をテーマにする今回のコンクールにはASEAN10カ国から300人の代表が参加し、25の種目で競い合います。51人からなるベトナム代表チームは全ての種目に出場する予定だとしています。これらの人々は国家技能コンクールで優勝し、全国の14の職業訓練学校で訓練を受けてきました。

ベトナムは8回にわたってアセアン技能コンクールに参加し、そのうち2回は総合で優勝しました。今回のコンクールでも、ベトナムは優勝を目指しています。

労働傷病軍人社会事業省のグェン・ゴク・フィ次官は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ベトナムは第10回アセアン技能コンクールで、総合で一位になるという目標を掲げています。また、このコンクールを通して、経済分野におけるベトナムの姿をピーアールしたいのです。」

ベトナムは今年のコンクールの全ての部門に参加します。しかし、これまでのコンクールで、ベトナムがメダルを獲得した事がないビューティスト、ヘアスタイリスト、溶接などの職業は今回のコンクールでは、重要な職業であるとされています。労働傷病軍人社会事業省・職業訓練総局のズオン・ドク・ラン総局長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「もし我々がコンクールに参加しなければ、他国のような発展ができなくなります。ですから、コンクールに参加するたびに、我々の専門家と参加者らはそれぞれの職業について多くのことを身に付けられるようになります。さらに、その職業を地域と国際並みに発展させることもできます。」

第10回アセアン技能コンクールに参加するグェン・ハイ・チエウさんはレストランサービス技能を披露します。

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「レストランサービスの職業には、テーブルマナー、フルーツの飾り切り、コーヒーの入れ方などの部門があります。私はこれの仕事に興味を持っているので、大丈夫だと思います。勿論、もっと難しい業務は専門家のアドバイスの下で練習しています。今回のコンクールに参加して、ベトナムのレストランサービスを地域諸国に紹介したいのです。」

一方、もう一人受験生のグェン・バン・ランさんは工業の自動化部門を受験します。彼は、さる5月に国家技能コンクールで金メダルを獲得した後、今回のコンクールの為に、毎日練習しています。

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「私たちは一日8時間ぐらい練習しています。午前中に、先生と共に練習し、夜には自習します。工業の自動化という職業は絶対精密度を求めるからです。前回のコンクールで、銀メダルを獲得したので、今回は金メダルを目指しています。」現時点で、ベトナムは第10回ASEAN技能コンクールへの準備作業をほぼ完成させました。受験生たちが高い成績を収めるよう期待しましょう。