クアンナム省の少数民族 ホー・チ・ミン主席の名字を持つことを誇りに

(VOVWORLD) - ベトナムの人々にとってホーチミン主席は偉大な指導者であるだけでなく、敬愛する父親のようです。ホーチミン主席への敬意と感謝をあらわし、主席をしのぶために、中部クアンナム省を含む多くの地方の少数民族が自発的にホーという姓を名乗りました。
クアンナム省の少数民族 ホー・チ・ミン主席の名字を持つことを誇りに - ảnh 1ホーチミン主席に線香を手向けているホー・バン・ニーさん

ホーチミン主席は生前、つねに国と人民のために働き、民族解放と祖国統一事業に生涯を捧げました。また、ホーチミン主席は、少数民族に特別な関心を寄せ、民族政策の作成と実施に力を入れていました。ホーチミン主席が死去してから54年が経った現在も、少数民族は依然としてホーチミン主席への敬意をそのまま持っています。クアンナム省ナムチャーミー県人民委員会のホー・バン・ニー元委員長は次のように語りました。

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「かつて、ソダン族やコル族などの人々は名字がありませんでした。互いに呼びあうとき、名前しか使いませんでした。当時、ベトナムの声放送局を通じてホーチミン主席の声をよく聴いていた少数民族の人々は、ホーチミン主席がいてこそ国が成り立つと考え、「ホー」を自らの名字にすることにしました。現在も、彼らは、ホーチミン主席の教えに従って国づくりに取り組んでいます」

現在、中部ゲアン省や、トゥアティエンフエ省、クアンナム省、クアンガイ省など、チュオンソン山脈沿いの各地に暮らす少数民族の多くの名字は「ホー」です。その中で、クアンナム省の山間部に暮らすソダン族やコル族の全員は名字「ホー」を持っています。クアンナム省ナムチャーミー県の民族担当者レー・ミン・タンさんは次のように語りました。

(テープ)

「ナムチャーミー県の少数民族のほとんどは『ホー』の名字を持っています。これにより、ナムチャーミー県では、『ホー』の名字を持っている住民の割合は85%にのぼっています。クアンナム省のほかの県でも、『ホー』の名字を持っている人も多いです。そして、住民のどの家にもホーチミン主席の写真と銅像が飾られています。経済的条件のある家にはホーチミン主席の像があり、条件のない家にはホーチミン主席の写真があります」

クアンナム省の少数民族 ホー・チ・ミン主席の名字を持つことを誇りに - ảnh 2村の集会所で展示されているホーチミン主席の写真

毎年、春が来ると、また主要な祝日、特に9月2日の独立記念日には、「ホー」の名字をもつ少数民族の人々は線香を手向けてホーチミン主席をしのぶ習慣があります。ナムチャーミー県チャーレン村のホー・バン・デーさんの話です。

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「地元の人々はホー姓を名乗ることを誇っています。私の父も党と国家、特にホーチミン主席に感謝するため、ホー姓を名乗ることにしました。ホーチミン主席の指導の下、人々が豊かな生活を送れるようになりました」

ホーチミン主席の教えに従って、クアンナム省の各民族の人々は常に団結し、困難を克服し、生産労働と経済発展に努めています。彼らはホーの姓に恥じぬように、「ホー・チ・ミン主席の思想・道徳・生活態度を見習おう」という運動に積極的に参加し、豊かで美しい故郷を築くようにしています。ナムチャーミー県チャーマイ村に暮らすソダン族のホー・バン・フアンさんは次のように語りました。

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「ホーチミン主席がいなければ、『独立・自由・幸福』のベトナムは存在しなかったでしょう。『ホー』の名字を持っているので、ホーチミン主席を模範にして学習と労働に取り組まなければなりません。私と私の子孫は『ホー』の名字を持つことを誇っています」

ホーチミン主席はこの世を去りましたが、今でもベトナム国民の心の中で永遠に生き続けています。

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