リクエスト音楽、リクエスト音楽の時間がやって参りました。
お元気ですか、皆さん、トゥハーです。
この間、リスナーの皆さんからいろいろなお手紙をいただきました。その中で、福岡県、岡垣町の外村文人さんからは「フン王に関する民謡や王様をしのぶ歌がありましたらリクエストします」とのお便りがありました。
リスナーの皆さん、お便り、どうもありがとうございます。では今日のこの時間はベトナムの国の祖フン王にちなんだ歌をお届けしましょう。
(フン王のフンは英雄の「ユウ」という英雄です。)
伝説によりますと、ラクロンクァンという男性はアウカという美女と結婚しました。そして、アウカは100の卵をうみ、100人の子供を作りました。大人になった50人の子供は森に向かい、残る50人の子供は沿海部に向かいました。その中のフンという一人の子供は王様になり、「バンラン」という国名をつけました。フン王はベトナムを建設した最初の王といわれています。
ですから、その王の恩に報いるため、ベトナムの人々は毎年旧暦の3月10日をフン王の恩を偲ぶ命日としています。
はじめに「フン王の恩を忘れない」(Cong duc vua Hung) をどうぞ
現在、ベトナム全国各地でフン王を偲ぶ神社は1400ヶ所ありますが15世紀にレ王朝時代に北部フート省でフン王を祀る神社が建設されました。毎年旧暦の3月になると、国内各地方からベトナムの人々はこの神社にやって来て、フン王の恩を偲ぶ祭りを行います。
次に「フン王様」(Hung Vuong)をどうぞお聞きください。
ベトナム軍がフランス植民地支配に終止符を打ったデンビェンフー作戦に勝利して国に平和をもたらした1954年、ホーチミン主席は、フート省にあるフン王の神社を訪れました。この神社の前で、主席はベトナム兵たちと交流した際、「フン王は国を作りましたので、私たちは国を守るため、力を合わせて、頑張りましょう」と言いました。現在、「フン王を偲ぶ祭り」はユネスコの世界無形文化遺産に認定されるよう申請をしています。
おしまいに「フン王の神社を思う」(Nho den Hung vuong) をお届けします。
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムを建設した祖フン王にちなんだ歌をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。また来週のこの時間をお楽しみに。ごきげんよう。