クアンニン省における新農村作り


クアンニン省における新農村作り - ảnh 1


2015年末までに、北部クアンニン省は、新農村作りの基準を基本的に達成し、他の地方と比べ、高い結果を遂げました。こうした成果により、農村部のインフラが整備され、農家の貧困世帯の割合が低下するようになりました。

ベトナム北東部先端に位置するクアンニン省は、海、森林、自然が豊富な土地に恵まれる地方です。同省は、新農村作り指導委員会を発足してから、新農村作りに関する宣伝作業を集中的に行い、現地の住民から応援を受けてきました。クアンニン省の行政当局は各企業と連携して新農村作りを励んできました。イエンドック共同生産組合のズオン・ティ・メン主任は次のように明らかにしています。

(テープ)

「私たちは新農村作り運動に応え、道路の建設や社会福祉活動などに積極的に参加しました。その他、現地住民に利益を与えるため、雇用の創出や観光ツアーの開設をやりました」

クアンニン省の農業部門は「工業とサービス業を農業推進に利用する」という方針を掲げて、畜産、栽培などの分野における全面的な発展を遂げました。「それぞれの村や居住地は独特な製品を持つ」という「一村一品」プログラムはクアンニン省の独自性となっています。例えば、ビンリエウ県は、カンナ科、ウオンビ市ドンチェウ町はライチとバンレイシ、バチェ県は生薬のバキック)(巴戟天パゲキテン)を主に栽培しています。その一方で、ドンチエウ町イエンドク村などにおける観光ツアーも国内外の観光客を魅了しています。これらの活動は現地住民の生活改善に寄与してきました。

ドンチエウ町アンシン村に住むレ・コック・カインさんは次のように明らかにしています。

(テープ)

「現時点で、農村部での道路はアスファルト化されるようになりました。現地当局が新農村作り運動を良好に実現したお陰で、私たちの農民の生活は以前より楽になりました。」

新農村作り運動を実現させて5年後に、クアンニン省にある86の村、及び3つの県が新農村作り基準を達成しました。クアンニン省は10の省と市の中に新農村作り運動における最も優れた業績を収めました。同省における農村部はすっかり変化し、住民の生活は著しく改善されてきました。

クアンニン省行政府の指導者と省民は新農村作りを運動としてみるだけでなく、持続可能な方向に沿って発展させる必要があると認識しています。クアンニン省人民委員会のダン・フィ・ハウ副委員長は次のように語りました。

(テープ)

「クアンニン省は、2015年中に新農村作り運動を完成させました。また、2016年~2020年期に、この新農村を先進的農村に格上げするという目標を掲げています。さらに、市場のニーズにこたえるために、それぞれの村や居住地は、製品の質向上、増産などを集中的に行っています。」

これにより、今年から、クアンニン省における新農村作りという目標は新たな発展段階に入っているということです。

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