ザーライ省のアユンハ村の新農村作りプログラム

ザーライ省はベトナム中部高原地帯タイグェン地方にあり、省の人口の大多数は少数民族の人々で、貧困状態の中で生活を送っています。しかし、同省に帰属するフーティエン県のアユンハ村は地元の住民の力を生かして、新農村作りプログラムを効果的に実施してきました。

ザーライ省のアユンハ村の新農村作りプログラム - ảnh 1

これにより、現在、アユンハ村を訪れるならば、整備された村の道路システムや多くの井戸や新しい家々や立派な文化会館を見ることができます。この村の人々の多くは公共施設の建設事業に土地を提供しました。文化会館の建設工事に200平方メートルを贈ったグェンマインクォンさんは次のように語っています。

(テープ)

「ベトナム共産党と我が省の行政府は新農村作りプログラムを提唱しました。我々は共産党と政府の主張、政策を把握してから、村の道路、文化会館の建設事業に自分の土地を捧げました」

グェン・マイン・クォンさんはこのように語りました。

ザーライ省のアユンハ村の新農村作りプログラム - ảnh 2


2012年初以来、アユンハ村の行政府は新農村作りプログラムのための国家基金を貧しい少数民族の12世帯に12頭の牛を提供しました。

そのほか、村内の農民家庭、100世帯が行政府の支援を得て、家畜活動を行い、村の道路を整備しています。この村の人々は村の道路建設拡張事業に1千平方メートルの土地を提供しました。アユンハ村人民委員会のグェンサン委員長は次のように語っています。

(テープ)

「とりあえず、我々は村の人々の願望に応えるため、文化会館を建設しました。我々は各村に対し、この建設工事にあたり土地を供与するよう呼びかけました。これまでにフーティエン県の3つの村は土地を提供しましたが、今後も引き続き現地住民が土地を供与し、整地を行うよう呼びかけます。」

グェンサン委員長はこのように語りました。

アユンハ村は国内における新農村作りプログラムのモデルとなっています。この村の住民の生活は著しく改善されており、村の道路も舗装されています。灌漑用水路、電気網も整備されています。フーティエン県新農村作りプログラム指導委員会のクソスォン委員長は次のように語っています。

(テープ)

「私たちは現地のボランティア青年と協力して、新農村作りプログラムに力を注いでいます。ザーライ省の婦人協会、農民協会、復員軍人協会もこのプログラムに積極的に参加するとともに、このプログラムを現地の住民に宣伝しています。これまでに、我が省の住民の大多数はこのプログラムの効果性を十分に認識し、故郷の建設事業に貢献する願望を表しています」

クソスォン委員長はこのように語りました。

アユンハ村をはじめとするザーライ省は大きな変貌を見せています。こうした成果は新農村作りプログラムを行っている他の各地方にとって、貴重な経験となっています。

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