北部バクニン省は2010年から2015年までの期間における新農村作りプログラムを積極的に実施しています。計画によりますと、2015年までに、新農村という基準に満たす村の数は５０％に達します。

トァンタイン県ダイドン村

特に、バクニン省トァンタイン県ダイドン村は新農村作り運動の代表的なモデルとなっています。この村には高いビルが並んでおり、幅１４メートルの道路が舗装されました。この村の農民は稲作のほか、伝統的な職業に従事しています。ダイドン村に住むグェンティニーさんは次のように語っています（テープ）

「わが村の新農村作り運動が開始されて以来、村の全ての人々は積極的に参加してきました。これにより、農民の生活は著しく改善されました。家々も綺麗に改修され、道路も舗装されました」

グェンティニーさんはこのように語りました。

これまでバクニン省で 新農村作りプログラムの目標を達成した村は

９３ですが、その数は2015年までに１００になる見通しです。農民の収入は年平均１５００ドルないし２０００ドルに達しています。バクニン省農村開発局のグェンバンスェン局長によりますと、バクニン省の行政府は新農村作り運動を全面的に展開するため、投資しています。今後、同省の指導部は伝統的な職業を持つ村の発展事業並びに環境保護事業に引き続き投資します。そのほか、工業発展は農業の発展と結びつけ、農民に仕事を作り出しています。グェンバンスェン局長は次のように語りました。

「2015年までに、新農村の基準を満たす村の数は５０％に、2020年までにはその数を８０％に達させる予定です。北部平野にあるバクニン省はインフラ、経済、社会の各分野で発展しています」

グェンバンスェン局長はこのように語りました。

また、新農村作りプログラム指導委員会の委員長を勤めているバクニン省人民委員会のチャンバントィ委員長によりますと、同省は省内のそれぞれの地方の潜在力を生かして美術手工芸品生産、食品加工、木工品などの伝統的職業を持つ村を拡張させます。20２０年までに、伝統的職業村は３００になる見通しです。こうした成果により、バクニン省は必ず新農村作りプログラムを早期に完成させることでしょう。