現在、ベトナムの伝統職業を含めた農村部は19の規準に基づいて新農村作りプログラムを積極的に実施しています。その中で、浄水及び衛生環境の確保は重要な規準となっています。

首相府が承認した「２０１０年から2020年にかけて行われる新農村作りに関する国家目標プログラム」には、「居住区や学校、診療所、オフィス、公共サービス施設に十分な浄水を支給する」という目標が含まれています。この目標を実施するため、各村は灌漑システムの拡張や廃棄物の収集・処理工場の建設、居住地における池、湖の拡張などを行っています。

特に、浄水供給は重要な課題となっています。この問題を解決するため、政府は新農村作りプログラムを実施している各村用の浄水供給施設を建設するために経費の６０％を支給しますが、残りの４０％は各地方の負担となります。現在、新農村作りプログラムは社会化されています。

公的資金で上水道を建設した北部ハーナム省のソンチャウ（ＳｏｎｇＣｈａｕ）会社のグェン・クァン・フン（ＮｇｕｙｅｎＱｕａｎｇＨｕｎｇ）社長は次のように語りました。

「テープ」

「私たちは水処理及び供給の規程を確保しなければなりません。特に、人民に浄水を安価で供給しながら、会社の利潤をどう確保するか？これはわが社の任務でしょう」

フン社長はこのように語りました。

もうひとつの重要なことは伝統職業村における廃棄物の処理場を建設すること及び汚染問題を解決することです。現在、ベトナムでは２０００の伝統職業村があり、汚染の解決は有意義なことです。これにより、伝統職業村を居住区から移しながら、伝統職業の企画を工業団地の企画と結び付ける必要があります。そうすることで、環境汚染問題は解決されることになります。

それと同時に、政府は2012年から2015年にかけて汚染問題克服と環境改善プロジェクトに５兆８６００億ベトナムドンを支給することを決めました。これにより、４７の伝統職業村の環境は改善されます。新農村作りプログラム実施3年の総括会議で、同委員会は、幾つかの地方は各村の汚染処理の克服、衛生環境の確保を確実に実施した。その結果の一部は現地住民によるものであると確認しました。

新農村作りプログラム指導委員会委員長を務めている農業農村開発省のカオ・ドク・ファット大臣は次のように語りました

「テープ」

「実際、新農村作りプログラムは運動のひとつですので、農民はその運動の中心的な役割を果たします。農民は自分で、有意義な仕事を選ぶ人となります。」

ファット大臣はこのように語りました。

新農村作りプログラム指導委員会によりますと、農村部や伝統職業村における環境保護に関する人々の意識向上を目指す宣伝啓蒙活動も重要なのです。そのため、この活動は積極的に行うことでしょう。