ベトナムは新農村作り運動を始めてから、３年が立ちましたが大きな成果を収めました。農業、農民、農村の発展に関する第１０期ベトナム共産党中央委員会第７回総会の決議実施は効果的に実施されており、その中で、各地方の農民支部は新農村作り運動に大いに寄与してきました。

これらの農民支部は農民に対し、農村道路の建設、水利施設の補修、学校の改修に土地や人手、資金などを提供するよう呼びかけました。しかし、遠隔地と山岳地帯では新農村作りに関する地元の住民の認識がまだ低く、政府の援助を待っています。

先ごろ、ハノイで行われたベトナム農民協会全国代表大会で、代表らは揃って、電気網、道路、学校、水利施設などの建設、改修における農民の責任と利益を大幅に宣伝啓蒙する必要があるとの意見を提出しました。北部山岳地帯ハザン省ドンバン県、サーフィン村農民支部のスン・チン・ブー部長は次のように語りました。
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「新農村作り運動は困難に直面した場合、この運動の意味を宣伝するとともに簡単な目標を直ちに実施する必要があります。特に、新農村作りにおける農民の責任と権利を宣伝しなければなりません。農民はこの運動の意味を認識した上で、この運動の目標一つずつを実施します。」

山岳地域の貧困率はまだ高いです。これにより、この地域の各農民支部は農村部での職業訓練、雇用創出に向けて、技術、貿易、運輸分野での活動を促進してゆく必要があります。中部ゲアン省ギーロク県農民支部のグェン・スァン・クァン部長は次のように語りました。
（テープ）

「農村部における職業訓練、転職は極めて重要です。当初、我が省は地方の経済社会発展目標を実施するとともに、畜産や農業製品生産を集中させます。」

新農村作り運動では農民は農業製品を生産、経営する時に、様々な困難に直面しており、特に、企業と連携する方法を分かりません。ですから、政府は企業が農村発展事業に参加するよう優遇政策を出す必要があります。南部テェンザン省、ゴドンコン県、ビアン村農民支部のレ・クァン・バン部長は次のように語りました。
（テープ）

「中央農民協会は中央から地方にいたるまでの農民支部に支援政策を出す必要があります。政府は農民に対する優遇政策を実施しています。というのは農民が生産する農産物の値段はまだ低く不安定だからです。今後、農民への直接な保護政策の継続は新農村作り運動に積極的に寄与してゆきます」

ベトナム農民協会のグェン・コク・クォン会長は次のように語りました。
（テープ）

「今後、我々は農民への支援、農民を対象に訓練コースを開くこと、新農村作り運動に関する宣伝活動の強化をめぐる行動計画を作成します。この行動計画は農民の収益の向上を目指すものです。」

今後、ベトナム中央農民協会は新農村作り運動の具体的な計画を作成するとともに、農民に対し党と政府の政策を積極的に宣伝し、そして、国内農村部での道路、水利、学校、電気網などの改修を通じて、それらの政策を具体化させることでしょう。