ASEAN共同体における国民の連携

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2015年末に、ASEAN=東南アジア諸国連合の共同体が発足される予定です。「人間中心のASEAN」という基準を掲げるASEAN共同体はASEAN加盟諸国の渇望を現実化させることになります。それらは、さらなる高い生活水準、持続可能な開発、全ての人々へのより大きなチャンスを与えるということです。これまでに、ASEANの全ての加盟国はASEAN共同体の誕生に向けた準備作業を基本的に完成させました。中でも、それぞれの国の条件に相応しい宣伝活動を通してASEAN共同体に関する認識の向上が重視されています。

豊かな宣伝啓蒙運動

2015年は、マレーシアがASEAN議長国を勤めています。在ベトナムマレーシア大使館のダト・アズミル・モド・ザビディ大使はASEAN共同体の発足に向きえて、国民のASEANに関する認識向上に早期に配慮してきたと明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「マレーシアはASEANとASEAN共同体に関する一連の豊かな宣伝活動を行ってきました。例えば、2014年1月から11月まで、マレーシアでの座談会、交流会、シンポジウム、展示会など合わせて44の活動が行われました。これらの活動はマレーシア国民にASEANやASEAN共同体に関する情報を十分に伝えました。」

一方、ASEANの他の加盟国はそれぞれの宣伝活動を進めてきました。シンガポールは、宣伝啓蒙活動、討論会などの開催に経費を提供する為、ASEANファンドを発足させました。ラオスは、国内新聞にASEANに関する外国新聞を頻繁に掲載したり、図書館や学校、居住地に関連情報を提供したりしました。タイは大学にASEANに関する図書館を開設したほか、ASEANをテーマにする放送番組を伝えました。ブルネイは、ASEAN共同体に関する交流会や展示会などを行ないました。フィリピン政府はASEANの発展ぶりに関するドキュメンタリー映画、及びASEAN加盟10カ国の資料を作成しました。インドネシアは、国民とASEAN加盟諸国との連携強化に向けて情報通信を行ないました。在ベトナムインドネシア大使館のマヤラファス大使はそれぞれの国で行なわれた宣伝活動は「人間中心のASEAN」という精神を掲げるASEAN共同体構築に向けたASEANの決意を示してると強調しました。

(テープ)

「ASEAN加盟諸国は、ASEAN共同体のために努力しています。インドネシア国民の一人ひとりを初めとする、ASEAN加盟諸国に彼らがASEANの一部であることを認識してもらいたいのです。」

ASEANへの積極的参入、越の終始一貫した政策

ASEAN加盟諸国と同じようにベトナムは、ASEANとASEAN共同体に関する宣伝活動は国民の認識向上に寄与するだけでなく、発足後のASEAN共同体がさらなる強固になることに役立つと主張しています。そこで、宣伝啓蒙活動は今年、来年の活動ではなく、長期的に行われるべきです。ASEANベトナム代表事務所のグェン・ブ・トゥ所長は次のように語りました。

(テープ)

「全ての国民にASEAN共同体に関する情報をどのように伝えられるか考えなければなりません。それぞれのベトナム人にASEAN共同体や、ASEAN共同体がもたらす利益などについて深く理解してもらわなければなりません。私たちは、ASEAN加盟諸国の代表を招き、経験の交換をしました。」

新発展時代における、団結・連携のASEANは「1ビジョン、1共同体」というメッセージを国際共同体に送りたいのです。

 

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