チュォンサ群島における旧正月テト

チュォンサ群島はベトナム中部カインホア省にあります。今、島では新春の雰囲気に包まれています。牛肉、米、漬物、食品、野菜などの多くのテト用品が陸から群島に相次いで運ばれて行きます。海軍兵士らは離島で陸での故郷の味に溢れるテトを迎えるための準備を急いでいます。

チュォンサ群島における旧正月テト - ảnh 1

チュォンサ群島の北方にあるダティ島に駐屯している兵士たちは旧正月テトを祝う会の準備をしています。ファム・スイ・クァン兵士は「バインチュンや牛肉いためをつくっています。クァン兵士は次のように語りました。

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「私にとってチュォンサ群島でテトを迎えるのは初めてなのでドキドキしています。この島に駐屯して6ヶ月間経ちました。我々士官と兵士は一家族として生活しています。この島に来た前に、私は調理を学びました。」

国の領海主権を守る任務のほか、この島に駐屯している兵士らは野菜栽培、畜産活動に積極的に参加しています。ダティ島のレ・バン・トェォン士官は次のように語りました

(テープ)

「海軍司令部は離島に駐屯している我々の生活に深い関心を寄せています。そのため、我々は陸から届けられる多くのテト用品を受け取りました。テトの日々に、この島で、様々な文化スポーツ活動が行われます。特に、大晦日に、全ての士官と兵士はパーティーを開きながら、ラジオやテレビを通じて、共産党と政府の指導部のテトお祝いの言葉に耳を傾けます。そして、芸術公演が行われます」

また、チュォンサ群島にあるダナム島で、海軍兵士らはテトを迎えるための会場の飾り付けをします。桃の花が華やかに咲いており、5種類の果物や「書」などが美しく並べられています。ブ・バン・カク士官は次のように語っています。

(テープ)

「私はこの島でテトを迎えるのが初めなのでそわそわしています。島に包まれている雰囲気は私の気持ちを高めて、国の主権を守る決意を固めています」

チュォンサ群島に属するダドン島、ダタイ島、ダラット島、ティエンヌ島などのすべての島は新春の雰囲気に包まれています。これらの島に駐屯している幹部や兵士は団結精神に満ち溢れるを迎えています。チュォンサ群島にある岩礁で長年勤務しているゴ・スイ・ド大佐は次のように語りました。

(テープ)

「岩礁の面積は浮かぶ島と比べ、小さいです。この島に駐屯している兵士らは多くの困難を乗り越えて、一つの家族のように団結しています。この日々、テト準備を急いでいる兵士らはバンチュォン、ハムなどの伝統的料理を作っています。テトの雰囲気は我々の島を包んでいます」

チュォンサ群島はテト準備で喜びを隠し切れません。S字型をもつ陸に向かっているその群島の兵士らは国の主権を守ながらも、テトの楽しい日々を過ごしています。

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