2013年中にベトナム国会は、国の政治的生活に大きな影響をもたらす複数の重要な活動を行ってきました。

特に、第13期国会の第5回と第6回では、国会によって選出され、批准された役職者に対する信任投票、改正憲法や改正土地法、及び経済社会発展決議の採択などが行われました。

ベトナム国会会議が1946年に初めて開催されて以来67年ぶりに、国会によって選出され、批准された役職者47人に対する信任投票を行いました。これは国会の監視活動の進歩だと評価されています。

グェン･シン･フン国会議長は次のように語りました。

(テープ)

「国会の信任投票結果は国の経済社会、国防、安全保障、外交、及び司法活動などの状況を正しく反映しました。これは中央と各地方の責任のある機関、組織、各レベルの人民評議会が人民評議会によって選出された役職者に対する信任投票を行うために、良い経験であると期待されています。」

一方、今年中に、国会の法律制定活動は功を奏しました。その中でも、国会が改正憲法を採択したことです。これは、祖国の建設防衛事業に新たな段階を切り開いた歴史的意義のある政治上の出来事であると評価されています。

北部ホアビン(HoaBinh)省選出のグェン・タン・ハイ議員は次のように語りました。

(テープ)

「採択されたばかりの憲法は今後の経済社会発展の推進に積極的に貢献すると共に、現行法律のスムーズな履行に役立つと確信しています」

その他、2013年の国会はおよそ20件の法案を採択した他、複数の法案に意見を提出してきました。これらは重要な法案であり、経済社会、科学技術の発展、国防安全保障、国の持続的発展に寄与するものです。その中には、改正土地法案があります。ユオン・チュウ・リュウ国会副議長は次のように強調しています。

(テープ)

「改正土地法は土地収用に関する充実した規定を盛り込んでいます。土地収用は公開的に行われ、また、賠償は法律に従って実現されなければならないと規定されています。」

2013年中に開催された国会会議は生中継で放送、上映され、有権者らから高く評価されています。中部クアンチ(QuangTri)省選出のレ・ヌ・テェン国会議員は次のように語りました。

(テープ)

「最近の国会会議、特に第13期国会と国会常務委員会の会議は公開で行われるようになりました。かつは、国会の開幕会議、閉幕会議、質疑応答、または、経済社会を巡る討論会だけは公開されていました。国会会議の公開は有権者に情報を伝える良いチャンスとなっています。」

今年、ベトナム国会が達成した重要な結果は歴史的な出来事であり、国会が役割を立派に果たすことに原動力を作り出していることでしょう。