2013年のベトナム外交その効果と実質

2013年は、ベトナムの外交活動が幅広く展開し、具体的な結果を収めてきました。ベトナムの目指す世界中の国々との外交関係は政治、経済、国防安全、文化などの分野において促進されています。

今年中にベトナムはイタリア、シンガポール、タイ、インドネシア、フランスと戦略的パートナー関係を樹立しました。これにより、現在、ベトナムは世界13カ国と戦略的パートナー関係を持つようになりました。その他、ベトナムは今年中にオーストラリア、及びアメリカとの全面的パートナー関係を樹立したことで、ベトナムの全面的パートナーシップの数は11カ国に上っています。ホーチミン主席がアメリカのハリー・トルーマン大統領に両国間の十分な協力関係を樹立させたい意向を表明する書簡を送った67年後に、ベトナムとアメリカとの協力関係が始めて全面的パートナー関係に格上げされ、二国間の協力時代を切り拓いています。

在アメリカベトナム大使館のグェン・コック・クオン大使は次のように語りました。

(テープ)

「9つの協力分野におけるアメリカとの全面的パートナー関係を樹立したことで、ベトナムは数年ぶりに初めて戦略的パートナー関係網の構築を基本的に完成させ、世界の最も重要なパートナーの全面的パートナー国になってきました。中でも、国連安全保障理事会常任理事5カ国、アセアン東南アジア諸国連合の重要な国などがあります。」

政治的外交的関係が良好に進んでいる事はベトナムのFDI外国直接投資の誘致に有利な条件を作り出してきました。今年中に、ベトナムのFDIの誘致総額は200億ドルあまりに達し、昨年同期と比べ65%増を越えています。それと同時に、政治・外交運動は自由貿易協定に関する交渉、及びベトナムの市場経済の認定に便宜を図っています。

ファム・ビン・ミン外相兼副首相は次のように語りました。        

(テープ)

「これまでに、ベトナムに対する市場経済国として認定している国の数は43カ国にのぼっています。現在、ベトナムは重要な相手国と共に二国間と多国間の枠内で自由貿易協定の交渉を行なっています。」

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各国の代表はベトナムが国連人権理事会理事国として選出されたことを歓迎している。

さらに、今年中に、ベトナムは世界における国の地位向上を成功させました。ベトナムは国連の平和維持活動に参加した他、IAEA国際原子力機関理事会議長国、特に、国連人権理事会の理事国として選出された事は、世界におけるベトナムの地位向上に寄与してきました。

ベトナムのレ・ホアイ・チュン国連大使は次のように明らかにしています。

(テープ)

「国連はベトナムが多くの問題に対する前向きな見解を持っており、良好に協力するためのパートナー国であることを認めています。大量破壊兵器、テロとの戦い、気候変動対策、越境犯罪防止、男女平等の確保、子供の権利保護などの重大問題においてベトナムは前向きな見解を示してきたからです。」

2014年も、ベトナムは「国際コミュニティの責任ある一員」という方針に従って、地域と国際問題の解決へ向けて実質な貢献を強化します。2013年の外交活動の成果は、ベトナムが祖国建設防衛事業を成功させるための重要な基礎となっています。

 

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