(VOVWORLD) -2018年中に、ベトナムはフランスや、イギリス、日本、オーストラリア、フィンランドなどの相手国と国交樹立45周年記念活動を行います。
また、今年は、キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長による南ベトナム解放区訪問45周年を記念する年となっています。
従来関係を重視
ベトナムは、2018年にも引き続き隣国や従来からの関係を持つ国との関係を促進しています。特に、2018年はベトナムとキューバとの関係にとって重要な節目であると見なされています。今年中、両国の指導者らは二国間の協力関係の緊密化の為に、相互訪問を行います。また、フィデル・カストロ国家評議会議長が1973年に外国首脳として初めて南ベトナム解放区へ足を運んだ歴史的な訪問45周年を記念するために、ベトナムとキューバは一連の活動を準備しました。これらの出来事は、良好な伝統的関係を緊密化させると共に、二国関係を新たな段階に発展させる前提であると評価されています。
Lianys Torres Rivera 大使 |
在ベトナムキューバ大使館のLianys Torres Rivera 大使は次のように語っています。
(テープ)
「ベトナムとキューバには二国間協力関係の促進に向けた多くの潜在力があります。両国関係を拡大させることは重要な任務の一つです。現在、ベトナムの多くの投資家がキューバに進出しています。キューバには医療部門に関わる多くのメリットがあります。これまでに、両国間は複数の投資プロジェクトを実施してきました。また、幾つかのプロジェクトが採択され、まもなく実施されます。今後も、国営経済セクターだけでなく、民間経済セクターによる更なる多くの投資プロジェクトがキューバで展開されるよう期待しています。」
一連の国と国交樹立45周年を記念
2018年は、ベトナムと多くの大国、とりわけ日本、イギリス、フランス、オーストラリアなどとの国交樹立45周年を記念する年となっています。在ベトナムオーストラリア大使館のクレイグ・チティック大使は「インド洋地域におけるベトナムはオーストラリアの最重要な相手国の一つである。この45年間、両国は強固なパートナーシップを樹立してきた。現在、この関係は、多くの分野において発展している。」と明らかにしました。
一方、ベトナムとフランスとの関係では、今年中、両国の高級指導者による相互訪問が頻繁に行われる予定です。
他方、ベトナムと日本との協力関係についてみますと、在ベトナム日本大使館の梅田邦夫大使は「日越国交樹立45周年を記念して、両国は数万人以上の人が参加する沢山の行事を行う。なかでも、ホーチミン市でのジャパン・ベトナム・フェスティバル、3月にハノイで開催される日本ベトナム文化交流祭、それからダナン市やホイアン旧市街では日本祭り。特に、9月にハノイで日越音楽祭が開かれる。」と明らかにしました。
(日本語テープ)
今年の外交活動は、ベトナムが国際社会に広範かつ全面的に参入できる有利なチャンスである年になるでしょう。