29日、ハノイで、アジア・ラジオ会議２０１３が開幕しました。今年の会議のテーマは「ラジオ放送と社会情報通信：未来の発展の動き」で、VOVベトナムの声放送局が主催するものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


アジアラジオ会議はABUアジア太平洋放送連合の構想により、２００６年以来、毎年開かれています。VOVはABU が設立された１９６４年からABU の加盟国となりました。近年、ベトナムはABU の活動に積極的に参加してきました。特に、2005年、VOVはベトナムテレビ局と協力して、ABU大会を共催しました。その後、VOVはABUと連携して、デジタル放送を試験的に実施しました。ABUのVijay Sadhu高級専門家は次のように語りました。

（テープ）

「VOVはベトナムにおける長い歴史のある放送局で、AMとFMラジオ放送のほか、テレビ放送、電子新聞など様々な分野で事業活動を行い、現在、デジタル化に取り組んでいます。VOVは共産党と政府の政策や情報の広報をするだけではなく、国民の娯楽チャンネルの一つでもあります。そのため、VOVはベトナムで最も有力な情報通信機関と言えます。」

アジアラジオ会議はラジオ放送に関する専門的な会議です。この会議にはアジア太平洋地域だけでなく、世界各国のラジオ放送関係者、政策立案者、研究者らも参加しています。VOVの国際協力委員会のゴ・ミン・ヒェン( Ngo Minh Hien)委員長は次のように語りました。

（テープ）

「アジアラジオ会議がベトナムで開催されたのは今回が初めてです。今回の会議には全国の63の省や市のラジオ放送の代表も参加します。これは放送分野に携わっているベトナムの幹部、ジャーナリスト、管理職などにとっていいチャンスとなります。この会議ではラジオ部門の展望と今後直面する困難が明らかにされるからです。」

アジアのラジオ会議２０１３を主催するのはABU におけるVOV の役割が再度確認されることになります。ABUのVijay Sadhu高級専門家は次のように語りました。

（テープ）

「VOVは国内だけでなく、地域内においても有力な放送局です。今回の会議で、VOVは国内外の多くの放送局と報道機関の代表の参加者を集めました。」

VOVがアジアのラジオ会議２０１３を主催するのは世界のラジオ放送の発展に追い着く為絶え間なく刷新しているVOVの努力を示していることでしょう。