APECアジア太平洋経済協力会議第19回サミットの成功へのベトナムの貢献

ベトナムのチュオンタンサン国家主席はアメリカのハワイ州で開催されていたAPECアジア太平洋経済協力会議第19回サミットに参加しました。「ベトナムの発展が常にアジア太平洋地域やAPECと密接に結びつく」という一貫した政策で、ベトナムはAPEC内の経済連携強化とTPP環太平洋連携協定交渉プロセスの促進に多くの貢献をしてきました。

ボゴール目標の実施、経済再構築、経済連携拡大、貿易拡大、自然災害予防対策、エネルギー安全保障に関するAPECの戦略展開などの討論会で、ベトナムは各国間の発展格差の縮小、貧困解消などに関する具体的な提案を出しました。また、グリーン経済開発事業へのAPECと国際社会の参加の強化、メコン川流域諸国間協力強化策、農村開発、クリーン技術移転、海上での救難捜索などに関するイニシアチブも取り上げました。ベトナムのこれらの提案とイニシアチブは参加者らの歓迎を受けました。参加者らはベトナムが2014年に開催される予定の人材開発に関する第6回閣僚会議を主催することを支持しました。

さて、地域経済参入、持続的発展、中小企業、雇用創出といった4つのテーマに関するABACビジネス諮問委員会の対話で行われたサン主席の演説は各企業の支持を受けました。サン主席は「ベトナムにとって、中小企業はGDP国内総生産の60%を占めており、新規雇用の90%を作り出している」とした上で、ABACとAPECに対し、この分野を優先対象とし、有利な条件を作り出すよう提案しただけでなく、技術刷新や人材開発の面での補助措置と行政面での補助措置なども打ち出しました。

会議開催期間中、サン主席はアメリカの大統領と国務長官、中国の国家主席、ロシア、チリ、ペルーの大統領、オーストラリアの首相などと個別会見を行いました。特に、南太平洋にある11カ国の首脳らがサン主席と会合しました。これらの席で、各国の指導者らはいずれもベトナムの路線を支持し、ベトナムとの関係を強化したい意向を表明しました。指導者らは又具体的な関係強化策について討議しました。この機に、ベトナムはチリと、「自由貿易協定」を、そしてペルーと、「税関協力補助協定」を締結しました。これらの協定はベトナムと中南米諸国との関係の新しい発展段階を記すものとみられます。

APEC首脳会議で達成されたベトナムの成果はベトナムだけでなく、相手国およびAPEC全体の発展に寄与すると評価されています。

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