APEC年2017、ベトナムの姿をピーアールするチャンス
(VOVWORLD) -ベトナム中部ダナン市で開催されるAPEC首脳ウィーク2017を2週間後に控えています。現時点で、APEC年2017の主催国ベトナムはこの出来事の準備を完成しました。
首脳ウィークの開催期間中、国内外の記者およそ1千人が取材に来ます。これは人々が親しみやすく、ダイナミックな経済発展を遂げ、歴史的、文化的伝統が豊富であるベトナムの姿を世界友人にピーアールする良いチャンスになるとされています。
APEC首脳ウィークがAPEC年2017の最後で最も重要な出来事です。APEC年2017の主催国として、ベトナムはAPEC首脳ウィークに最も有利な条件を作り出すため、全力を尽くしています。
ベトナムのピーアールを強化
ダナン市で現代的な設備が導入されたプレスセンターが設置され、記者4千人が同時に勤務することができます。APEC年2017の文化宣伝小委員会常務委員のレ・テイ・トゥ・ハン( Le Thi Thu Hang) 女史は次のように語りました。
(テープ)
「APEC国家委員会所属文化宣伝小委員会は国内外の記者がAPEC首脳ウィークに関するニュースをできるだけ早く伝えるように最も有利な条件を作り出します。また、これは国内の記者にとって、ベトナムで開催される世界的出来事を伝えるだけでなく、ベトナムの国土、人々、ドイモイ事業の成果、及び、国際社会への参入をピーアールするチャンスともなっています。」
この1年、ベトナムの各省と市で、APEC年2017のおよそ100の会議が行われ、APEC加盟諸国の高官や、企業、報道機関の代表多数が参加しました。これらの会議を通じて、ベトナム各地の美しさがピーアールされてきました。また、これらの会議はAPEC首脳ウィークの準備活動に重要な基礎となっています。先ほどのAPEC年2017の文化宣伝小委員会常務委員のレ・テイ・トゥ・ハン( Le Thi Thu Hang) 女史はさらに次のように語りました。
(テープ)
「APEC国家委員会は大都市だけでなく、10の省と市で、APEC年2017の諸活動を行い、ベトナムのピーアールの拡大を目指しています。APEC年2017の活動に際し、各地方は文化紹介、貿易振興活動などを行い、世界友人の好評を博しています。ダナン市で開催されるAPEC首脳ウィークを機に、私たちはダナン市と旧市街ホイアンで多くの文化活動を行う予定です。その目的は世界友人にダイナミックな経済発展を遂げるだけでなく、歴史と伝統文化が豊かであるベトナムを理解してもらうことにあります。」
多国間対外政策の効果向上
APEC年2017は2020年までの対外政策における重点的活動であり、国際社会への全面的、かつ、広範な参入過程における優先課題でもあります。また、これは多国間対外政策の効果向上に役立つとしています。
近年、ベトナムの多国間対外政策は多くの成功を収めてきました。ベトナムは複数の国際組織の積極的なメンバーとして活躍しています。その中で、APEC年2017を主催することはベトナムの多国間対外政策の重要な課題のひとつです。地域と世界情勢が複雑に推移している背景の中で開催されるAPEC首脳ウィークはAPEC加盟諸国の協力を強化する決意を示すと共にアジア太平洋地域の経済成長と連携強化に原動力をつけるものです。この30年間、実施されてきたドイモイ=刷新事業と国際社会への参入で収めた成果、及び、世界的イベントの開催の経験を生かして、ベトナムは今回のAPEC首脳ウィークの開催を成功させると期待されています。