インフラ抑制の前向きな兆し

先頃、ベトナム国家銀行は、主要政策金利を1%引き下げると発表しました。これに基づき、商業銀行への貸し出し金利であるリファイナンス金利を14%から13%に、銀行からの債券買い入れ金利である公定歩合を12%から11%にそれぞれ引き下げました。

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アジアコマーシャル銀行のド・ミン・トアン副総裁は、今回の利下げは現時点において、かなり合理的だ。というのは、多くの銀行での流動性が以前より良くなってきたから。その他、この数ヶ月におけるマクロ経済の安定、インフレの上昇率が低かったことは、利下げを実現できる良い兆しでもある」と強調しました。トアン副総裁は次のように語りました。

(テープ) 

「現時点におけるベトナム経済の前向きな兆しに従い、我々はもっと金利を低く引き下げることを考えなければなりません。利下げは経済の急速な発展に寄与するからです」

トアン副総裁はこのように語りました。

国家銀行が4月11日から預金金利上限を13%から12%に引き下げたことについて、マリタイムバンクのチャン・スアン・クアン副総裁は次のように語りました。

(テープ)

「国家銀行が発表した金利上限の引き下げは経済発展にとって良い兆しであると思います。また、これは、各企業の復旧と発展に寄与しています。」

クアン副総裁はこのように語りました。

他方、国家銀行は、現状を分析し、経済変動を見通した後、証券、不動産貸付・消費者ローン規制緩和を決定しました。グェン・バン・ビン国家銀行総裁は、この規制緩和はインフレの抑制率を10%以下にし、安定したマクロ経済の維持を確保し、企業の活動とGDPの成長に有利な条件を作り出す」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ) 

「不動産分野ガ少しでも緩和されれば、セメントや鉄鋼などの生産分野も好調になります。また、建設に従事する人々への仕事斡旋、資金回転率の向上、そして銀行システムの不良債権状況の改善に繫がると期待しています。」

ビン総裁はこのように語りました。

国家銀行が預金金利上限を12%に引き下げたことと、証券、不動産貸付・消費者ローン規制緩和を決定したことはベトナム経済の安定化と発展に有利な条件を作り出す前向きな動きとなるでしょう。

 

 

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