ベトナム、ASEAN2020議長国に就任

(VOVWORLD) - 4日、タイで開催されていた第35回ASEAN首脳会議でベトナムはタイからASEAN議長国のポストを受け継ぎました。任期は1年間となります。

2020年は「ASEAN共同体ビジョン2025」の展開過程における重要な年であり、ベトナムのASEAN加盟25周年となります。ベトナムはASEAN2020議長国として共同体内の団結を強化し、あらゆる変動へのASEANの適応力を高めるという目標を設定しました。

ベトナム、ASEANの健全化を目指す

これまで、ASEANは政治・安全保障、経済、文化・社会といった3本柱の持続性の強化に向け、活動を行ってきました。

経済に関して、ASEANは持続可能な発展、第4次産業革命の成果の活用、ASEANのデジタル化推進に集中する一方、社会福祉、自然災害への対応、文化色の発揮、地域内外の人民各層の連結を強化してきました。アメリカ・中国やアメリカEU間の貿易摩擦が深刻化し、世界経済が衰退しているにもかかわらず、ASEAN諸国に対する外国企業の投資の伸び率は2018年、5.3%に達しました。

こうした背景の中で、ベトナムは議長国としてタイが提唱した持続可能な発展に関する課題を継続するとともに、地域の平和、安定、協力の確保に尽力する決意です。また、2020年、ASEAN議長国と国連安全保障理事会非常任理事国としてCOC=海上行動規範の作成に関する中国とASEANの交渉を推進し、同問題に関するASEANのコンセンサスを模索するとしています。ベトナム外務省・ASEAN局の局長で、ASEAN2020国家委員会のブ・ホ副事務局長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムはASEAN加盟25周年にあたり、議長国に就任しました。これはベトナムにとって、ASEAN共同体を健全化し、威信、役割を高めるチャンスとなるでしょう。」

チャンスには責任が伴う

ASEANに加盟してからこの25年間、ベトナムは積極的かつ責任感のあるメンバーとして活躍してきました。ベトナムが議長国を務めたASEAN2010の成功は高く評されています。それで、加盟諸国やパートナーは2度目、ASEAN議長国を務めるベトナムの指導役に期待をかけています。ASEANのLim Jock Hoi事務局長は次のように語りました。

(テープ)

「この15年、ベトナムは迅速な発展を遂げ、地域の経済大国へと成長しました。ASEAN書記局はベトナム議長国と緊密に連携していきます。ベトナムが議長国を務めるASEAN 2020を待ち焦がれています。この年はベトナムとASEANにとって国際参入を推進するための重要な年となります。」

ベトナムはこれまで収めてきた経験を生かして、周到な準備を行なってきたことから、ASEAN2020議長国としての任務を全うし、加盟諸国やパートナーの期待に応えられるでしょう。

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