ベトナムとアセアン共に未来へ向かう


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2013年に、アセアン東南アジア諸国連合は2015年をめどに、アセアン共同体作りの実現や、世界におけるアセアンの地位向上などにおいて様々な成果を収めてきました。昨年中にも、ベトナムはアセアンの共通の成果に寄与してきました。

今年も、ベトナムは引き続きアセアンを2015年までに共同体にするためにアセアン諸国と共に団結・協力を促進し、問題を解決していくと、しています。アセアン経済共同体作りの目標の履行において、ベトナムはシンガポール、マレーシア、タイに次いで目標を達成したと評価されました。

ファム・ビン・ミン副首相兼外相は次のように明らかにしました。

(テープ)

「2015年をめどにするアセアン共同体は政治安全保障、経済、社会文化という3本柱から構成されます。これまでに、この目標の達成率は8割にのぼっていますが、残りは、各国が2014~2015年期に取り組まなければなりません。ベトナムは84%ぐらいの目標を達成しています。今年と来年にベトナムはアセアン共同体作りへ向けた全ての公約を実現しなければなりません。」

ベトナムはアセアン諸国との協力を強化すると共に、アセアンの外交関係促進に寄与してきました。ベトナムは、2012~2015年期のASEAN・EU対話関係のコーディネーターの役割を担っています。

同時に、ベトナムはアセアンのパートナーとの関係のコーディネーター国と緊密に連携しています。なかでも、ベトナムはアセアン・中国関係の強化においてタイと連携してきました。

先ほどのミン副首相兼外相は次のように語りました。

(テープ)

「アセアン内では、2013年のベトナム東部海域、いわゆる南シナ海問題は合意を達成しました。これは、共同宣言を出さなかった2012年の第45回アセアン外相会議以来、際立った結果だと言われています。これにより、中国はアセアン諸国と共にCOC行動規範の作成を巡る交渉を開催する事で一致しました。」

昨年アセアンは様々な成果を収めたものの、向こう数年間にわたり様々な試練に直面すると予測されています。これは、アセアン共同体作りの完成を目指して、加盟諸国の努力を求めています。

ファム・クアン・ビン外務次官は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ベトナムはアセアン加盟諸国間の団結と連携を重視しなければなりません。というのは、アセアンの団結はベトナムに利益をもたらすからです。共同体作りの基準はさらに高められます。それは、アセアン内の連結の質的向上、生活水準の倍増、貧困率の半減などです。ベトナムはそれらの全ての措置を研究し、やり方を提出します。アセアン共同体を形成させるためには、それらの措置を断固として実現しなければなりません。これは、地域内の平和にとって重要な意義を持っています。」

団結のアセアン作りはベトナムだけはなく、アセアン加盟諸国の願望と期待となっています。ベトナムはアセアン加盟諸国と共に2015年をめどにアセアン共同体作りに努力するだけではなく、2015年以降にも引き続き努力しなければなりません。

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