ベトナムとインドの文化交流の深化に寄与するヨガ

(VOVWORLD) - 2015年、国連は毎年6月21日を「国際ヨガデー」に定めました。ベトナムでは、第6回「国際ヨガデー」に対応する活動が北部クアンニン省、ビンフック省、中部ニントゥアン省、フーイェン省、タインホア省で開催され、そのメインイベントは世界遺産のハロン湾で知られるクアンニン省ハロン市で行われました。
ベトナムとインドの文化交流の深化に寄与するヨガ  - ảnh 1  ベトナム駐在インドのプラナイ・ベルマ大使

近年、ベトナムではヨガが幅広く普及しています。毎年、在ベトナムインド大使館は「国際ヨガデー」を記念する様々な活動を行いますが、今年は、新型コロナの影響で、それらの活動のほとんどがオンライン形式で催されています。21日にハロン市で開催された第6回「国際ヨガデー」に対応するイベントは、インド大使館のソーシャルネットワークで生中継されました。ベトナム駐在インドのプラナイ・ベルマ大使は次のように明らかにしています。

(テープ)

「我々は全世界規模で、“My life, my Yoga”をテーマにしたビデオブロギングコンテストをスタートさせました。これは、人々が毎日、ヨガを練習し、ヨガがもたらす利益を体験することを目指しています。応募作品はベトナム駐在インド大使館とインド政府伝統医学省のHPで流されます。ベトナム人応募者から最も優れた3人を選びます。これらは、人々のヨガ練習を奨励することに役立つと期待されています。」

ベトナムとインドの文化交流の深化に寄与するヨガ  - ảnh 2

21日、ベトナム東北部クアンニン省ハロン市で、在ベトナムインド大使館はクアンニン省人民委員会と協力して、第6回「国際ヨガデー」のメインイベントを行いました。「Yoga from home」をテーマにした今年のイベントには国内外のヨガクラブから約3000人が参加しました。これに先立ち、20日、クアンホンビーチや、カムファ町、イェントゥ史跡地区、ウォンビ町などクアンニン省内の複数の地方で、ベトナム女性の伝統衣装アオザイや菅笠ノンラに合わせたヨガパフォーマンスや、「ベトナムヨガ・ベトナム精神」というイベントなど様々な活動が行われました。クアンニン省文化スポーツ観光局のグエン・タイン・トゥン副局長は次のように明らかにしています。      

(テープ)

「我々は、ベトナムヨガ連盟や、各地方、機関、ヨガクラブと連携して、記念活動に関する計画を立てました。その中で、ベトナム新記録の樹立を目指す座禅会があります。これらの活動は文化・スポーツに関わるものですが、省内の観光振興にも役立ちます。」

現在、ヨガはインドに限らず、全世界に拡大しています。ベトナムもその一例です。ベトナムとインドは共に、ヨガを両国間の文化・スポーツ分野での協力の新たな土台とみなしています。

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