
サン国家主席とラチュンマリ・サイニャソン書記長兼国家主席
既にお伝えしましたように、12月26日、ハノイで、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席とラオス人民革命党のチュンマリ・サイニャソン書記長兼国家主席は、記者会見を共同主催し、「ベトナムとラオス、ラオスとベトナムの2012年友好団結年の成功」を公表しました。この1年間を振り返りますと、両国の人民各層の参加による様々な有意義な活動が行われました。
先ず執筆したいことは2012年はベトナムとラオスとの関係にとって特別な意義を持つ年であったということです。この年、両国が外交関係樹立50周年、友好協力条約締結35周年を記念しました。また、今年中に、両国は政治、経済、文化社会などの分野における協力を強化してきました。政治面では、両国の高級指導者による相互訪問のほか、両国はそれぞれの首都で外交関係樹立50周年を記念する国家レベルの集会、ベトナムにおける第3回ベトナム・ラオス人民友好フェスティバル、ラオスにおけるベトナム・ラオス特別関係を記念する集会などを開催してきました。また、両国は、ベトナム・ラオス、ラオス・ベトナム友好団結年に関する博士コンクールを開催しました。このコンクールには、多くの人民各層が参加しました。
また、双方は積極的に連携して、見本市、シンポジウム、貿易・投資・観光振興フォーラム、第8回ベトナム・ラオス国境貿易発展協力会議などを共催しました。
2012年に、両国の貿易取引総額はおよそ10億ドルに上っています。現在、ベトナムはラオスで50億ドル相当の440件を実施しています。
社会面では、ラオスの幹部6500人がベトナムで、ベトナムの幹部学生500人がラオスで研修しています。
ベトナムとラオスとの協力について、ラオス人民革命党のチュンマリ・サイニャソン書記長兼国家主席は次のように評価しています。
(テープ)
「ベトナムとラオスとの関係は新たな段階に向けて日増しに発展しています。両国はともに発展しなければなりません。両国は隣国同士であり、ホーチミン主席とカイソン・ポンヴィハーン主席が培った伝統的団結を持っています。」
サイニャソン書記長兼国家主席はこのように語りました。
ベトナム共産党のグェン・フ・チョン書記長は、両国外交関係樹立50周年を記念する集会で、ベトナム・ラオス友好団結年は終了しましたが、その成功は両国の党と国家の特別な関係の発展に重要な原動力であると強調し、次のように語っています。
(テープ)
「私たちは、両国の特別な団結、全面的協力関係の一層強化を継続する必要があります。私たちは、自分の瞳の保護のようにベトナムとラオスとの特別な関係を維持、保護することを誓い、ラオスの党、国家、国民とともに両国関係の深化へ向けて取り組む決意を固めましょう。」
チョン書記長はこのように語りました。
ベトナムとラオスとの関係は、いつまでも両民族の貴重な財産であり、それぞれの国の祖国建設防衛事業の勝利を確保する要素になることでしょう。