ベトナムとラオスの関係について

ベトナム共産党のグェン・フー・チォン書記長の招きに応じて、26日から28日にかけて、ラオス人民革命党のチュンマリ・サイニャソン書記長兼国家主席夫妻はベトナムを公式訪問しています。この訪問は両国の良好な友好協力関係を新たな発展段階に押し上げるためのものです。

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2012年は両国の関係にとって特別な年と言えます。今年、9月5日の外交関係樹立50周年及び7月18日のベトナムラオス友好協力条約締結35周年を記念する様々な活動が活発に行われました。

これらの活動は両国の指導者による相互訪問やベトナムラオス国民友好フェスティバル、ベトナム・ラオス及びラオスベトナムの関係を理解するクイズコンクールなどです。

ラオスのチュンマリ・サイニャソン書記長兼国家主席夫妻の今回のベトナム訪問に関して、ラオス外務省のスントン・サイヤチャク副大臣はベトナムの声放送局のラオス支局のインタビューに答えた際次のように語りました

「テープ」

「私たちは両国の指導者による相互訪問を高く評価しています。今年の初め、ベトナムのチュォン・タン・サン国家主席はラオスを公式訪問しましたが、年末、ラオスの書記長、国家主席もベトナムを訪問しました。これらの訪問は両国の協力関係の強化に寄与します。良好な政治関係は他の分野における関係を発展させる基礎であると思います」

ラオス外務省のスントン・サイヤチャク副大臣はこのように語りました

ベトナムとラオスの関係は近隣国の関係で、長い歴史があります。この関係は伝統的友好、特別団結、全面協力の関係で、両国の極めて貴重な財産となっています。現在の段階において、両国の指導者はその関係を全ての分野に発展させる決意を述べました。

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チュンマリ・サイニャソン書記長兼国家主席夫妻の訪問を前に、ベトナムラオス政府連携協力委員会の会議はベトナムで行われ、両国の全面的な協力関係をさらに強化する目的としました。

この会議で、ベトナムのグェン・スァン・フク副首相は次のように語りました。

「テープ」

「2012年、両国の国民や各省庁、各地方などによる多くの交流会が行われ、数万人が参加しました。また、両国関係の歴史を理解するクイズコンクールも生中継され、政治及び外交関係の強化に寄与しました。しかし、2013年、私たちは投資、貿易などの分野における協力関係の更なる強化に集中する必要があるともいます」

フク副首相はこのように語りました。

これまで、両国の商取引額は10億ドルあまりに達しました。また、ベトナムはおよそ53億相当の投資プロジェクト440件の実施を行っており、対ラオス投資国の中で、2位にたっています。教育や人材開発、情報通信、銀行などの分野における協力は益々発展しています。

ベトナム共産党第10大会及びラオス人民革命党第9回大会は「両国の特別な関係の強化を常に重視し、それをそれぞれの国の建設と防衛事業を成功させる要素と見做していることを再確認しました。また、ベトナムのグェン・フ・チォン共産党書記長は「ベトナムラオスの関係は特別な関係で、ラオスとベトナムの革命家の多くの世代の力、血で発展した」と明らかにしました。

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