ベトナムと世界経済フォーラムとの関係に新たな発展段階を開く


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WEF=世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長の招きに応え、ベトナムのグェン・スアン・フック首相は18日から20日にかけて、ダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会に出席する為、17日、スイスに到着しました。今回の総会には、70カ国あまりの指導者や世界の主要企業の経営者、国際組織の代表らが出席します。

1971年にスイスの経済学者クラウス・シュワブにより設立されたWEFは、スイスのダボスで開催される年次総会が特によく知られており、世界各国の指導者や多国籍企業経営者、国際的な政治指導者などのトップリーダーが一堂に会し、経済や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっています。

日々緊密な協力

2017年の会議のテーマは「即応性が高く、かつ責任あるリーダーシップ」となっています。会議では、グローバル管理能力の向上、世界経済が成長鈍化する中で持続的かつ包摂的成長の推進などの問題について集中的に討議されます。

1989年にベトナムと世界経済フォーラムは協力関係を結びました。それ以来、ベトナムの最高指導者らは、常にWEF年次総会に出席してきました。世界経済フォーラムの フィリップ・レスラー マネージングディレクターは、2014年11月28日、2015年7月22日、及び2016年4月25日にベトナムを訪問しました。この数年間、ベトナムは世界経済フォーラムの東アジア会議に関する諸活動に積極的に参加しています。昨年10月ハノイで、CLMV8=カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナムの4カ国の第8回首脳会議、及びACMECS7=エーヤーワディ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略会議の第7回首脳会議に合わせて、ベトナムは世界経済フォーラムと連携して、世界経済フォーラムメコン会議を共催しました。

ベトナム経済展望へのメッセージ

ベトナムとWEFとの関係は、引き続き前向きな発展の道のりを辿っています。特に、ベトナムは世界経済フォーラムと連携して、世界経済フォーラムメコン会議を共催したことは、双方の関係にとって節目となっています。

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フック首相、世界経済フォーラムメコン会議2016で

現在、ベトナム軍隊通信グループベトテル(Viettel Group)、大手IT企業FPT、大手の不動産開発業ビングループ (Vingroup)、ビナキャピタル・グループ、郵政通信グループ、貿易銀行、サイゴン投資グループ、AA建築建設株式会社、ダイビエット・マルチメディア・コーポレーション、ホアセングループ、工業投資会社の11の大手グループと会社が世界経済フォーラムのメンバーとなっています。

東アジア地域における経済が活発に発展しているベトナムは、WEFの重要なパートナーであり、幾つかの分野においてWEFと連携しています。

今年の総会で、ベトナムのグェン・スアン・フック首相が率いる代表団は、ベトナム経済展望に関するメッセージを伝えることになります。フック首相が、総会に出席することは、ベトナムとWEFとの関係の発展を示すことです。

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