ベトナムと国連との関係強化

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2013年7月に国連本部で、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席と潘基文事務総長

既にお伝えしましたように、国連の潘基文事務総長は二日間の日程でベトナム公式訪問を開始しました。ベトナムと国連関係が良好に発展している背景の中で、同事務総長によるベトナム訪問は双方の他分野での協力関係の強化に寄与すると期待されています。

国連は1945年10月24日に設立された国際組織です。主たる活動の目的は、国際平和の維持、経済社会に関する国際協力を実現するということになっています。

平和的世界の重要な基礎

国連加盟国は当初の51カ国から、現在は193カ国に上っています。国際連合は、6つの主要機関と、その下に置かれた付属機関・補助機関からできています。また、国際連合と連携関係を持ち、独立した専門機関、関連機関もあります。これまでの成果により、国連は国際の政治活動における重要な役割を果たす国際組織であると国際共同体から認定されています。

事務総長は、平和安全、発展、及び人権の確保における国連の役割の推進に大きな貢献をしています。事務総長は、地域紛争の解決、平和維持活動の改造、軍縮の推進、テロとの戦いへの世界各国の参加を呼びかけ、気候変動の対応、飢餓一掃貧困解消、疫病や自然災害の予防対策、ミレニアム目標の推進などに関する様々なアイデアを出しました。特に、潘事務総長は国連とベトナムとの関係推進に大きな貢献をしてきました。

国連の積極的な一員としてのベトナム

ベトナムは1977年9月に正式に国連加盟しました。これまでに、ベトナムと国連との関係は、幅広く発展してきました。ベトナムと国連の指導者らは常に、協力関係の強化措置を交換しています。また、双方は、2011年~2015年期の国連計画、及びベトナムの2011年~2020年期の経済社会発展戦略を実現する為、積極的に連携しています。この間、ベトナムは国連の諸活動に主体的に参加してきました。例えば、2008年~2009年期の国連安全保障理事会非常任理事国を立派に遂行しており、2014年~2016年期の国連人権理事会の理事国としての役割を果たしています。また、ベトナムは国連の平和維持活動に積極的に参加しています。

潘事務総長がベトナムを訪問するのは今回が二回目であり、ベトナムと国連が国連設立70周年記念活動を準備する背景の中に行なわれました。この訪問はベトナムと国連との他分野での協力関係の強化、平和・安全と世界発展の推進に寄与すると期待されています。さらに、これは、ベトナムが独立、自主、全方位外交政策を示すチャンスともなっています。

 

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