ベトナムにおける戦争後の地雷と不発弾による後遺症の一掃
ベトナム戦争終結から40年近く経過しますが、全国各地では戦争による被害が今でも残っており、戦後の地雷と不発弾の脅威にさらされている地方は少なくないです。毎年、戦後の地雷と不発弾による負傷者は増加しつつあります。戦後の地雷と不発弾の克服作業は、平和時代におけるベトナムにとって激しい戦いであると見られています。その為、先週ハノイで、2010年から2025年までの戦後の地雷と不発弾を克服する国家行動プログラムの国家指導委員会、つまり504号指導委員会が発足されました。

ズン首相が会議で演説
統計によりますと、ベトナム戦争中にアメリカ軍が使用していた武器は1千5百万トン、不発弾と地雷は約89万トンにのぼり、660万ヘクタールの土が地雷と爆弾に汚染されており、現地住民と経済社会発展に悪影響をもたらしています。
さらに、1975年の戦争終結以来、地雷と不発弾により4万2千人が死亡した他、6万3千人が負傷しました。戦争終結直後、ベトナム政府は、地雷と不発弾の克服作業に特別に配慮しており、毎年数億ドルを拠出してきました。
504号指導委員会委員長を務めるグェン・タン・ズン首相は次のように語っています。
(テープ) DUNG
「ベトナム政府は、戦後の地雷と不発弾の克服国家行動プログラムを批准しました。今後における地雷と不発弾の克服作業への任務は、極めて重いです。ベトナム政府は、国内の全ての力を徹底的に動員すると共に、国際共同体からのご協力、ご支援を引き続き受けたいと希望しています」
ズン首相はこのように語りました。
地雷と不発弾の撤去に参加する工兵部隊指令のファム・クアン・スアン少将は、次のように語っています。
(テープ) XUAN
「このプログラムの2015年までの任務は、全国範囲で地雷・不発弾が残っている地域の調査・考察・地図の作成、国家技術基準の作成、地雷と不発弾の克服に関するデーター管理センターを設立することです。又、地雷・不発弾の撤去プロジェクトを実施することです。向こう5年間における50万ヘクタールの土では地雷と不発弾が撤去腐れるように取り組んでいます」
スアン少将はこのように語りました。
他方、同プログラムの最も重要な目標は、不発弾を撤去、無効化させるほかに、僻地や元戦場に住む住民が認識を向上させる上に、不発弾を主体的に回避し、被害を最小限にし、不発弾の負傷者の社会復帰を助けてあげることです。
現在、戦後の地雷・不発弾の克服国家行動プログラムは経済社会発展プログラムや関連活動などと同時に辞しされています。同時に、ベトナム政府と各省庁は、その克服作業への外国からの支援を働きかける為に、宣伝啓蒙活動を積極的に行っています。
これまでに、各国の政府や国際組織は、戦後の地雷と不発弾の克服作業への支援を継続することを公約しています。在ベトナムアメリカ大使館のDavid Bruce Shear大使は、次のように語っています。
(テープ) DS HOA KY
「戦後の地雷と不発弾は複雑な問題であるものの、私達が共に連携して、遠くない未来における不発弾の悪影響を最小限に抑えることが出来ると楽観視しています。アメリカ側は、ベトナム政府や非政府組織、国際諸組織と引き続き連携して、この問題の解決に寄与したいと期待しています」
在ベトナムアメリカ大使はこのように語りました。
ベトナム政府が戦後の地雷と不発弾の克服国家行動プログラムを採択したことは、この作業に対するベトナム政府の決意を示していることでしょう。