ベトナムのマクロ経済の安定化を目指す措置

この数日、ADBアジア開発銀行、WB世界銀行、IMF世界通貨基金は今年4月に発表した2012年度版「アジア経済見通し」を見直し、ベトナムの今年の国内総生産(GDP)成長率を下方修正して5%以上と予測しました。しかし、この成長率は2013年に改善されることになります。ですから、ベトナムは成長率を推進するため様々な政策を積極的に実施しています。具体的には、ベトナム国家銀行(中央銀行)は3月以降、5回の利下(りさ)げを実施し、景気回復を後押(あとお)ししてきました。9月のベトナム鉱工業生産指数が前年同月比9.7%に伸びるなど、景気は(そこ)を打ったとの見方も出ています。また、銀行システムを透明化させるとともに、マクロ経済の安定化、経済及び公的投資の再構築を集中的に行っています。

ベトナムのマクロ経済の安定化を目指す措置 - ảnh 1
計画投資省のブィ・クァン・ビン大臣

これについて、ベトナム計画投資省のブィ・クァン・ビン大臣は次のように語りました

「テープ」

「現在、公的投資は減少し、民間投資に代替されています。ベトナム共産党中央委員会の決議に基づいて、投資の再構築案における重要な任務は公的投資の再構築ですが、民間経済セクターが投資できる分野では、その分野の民間投資を支援します。今後、ベトナムは民間経済セクターから投資を集中的に調達します。」

ベトナム計画投資省のブィ・クァン・ビン大臣はこのように語りました

国内企業が直面している困難を取り除き、輸出活動を強化するため、ベトナムは付加価値税の納税の延長を行っています。ADBによりますと、東アジア太平洋地域の中で、ベトナムと中国は輸出額を減少させていない唯一の2カ国となっています。その一方で、ベトナムもFDI外国直接投資をさらに誘致するための政策を実施します。外国投資局によりますと、今年初めから9ヶ月、外国直接投資額はおよそ95億ドルにのぼり、実施した額は81億ドルです。

ベトナムのマクロ経済の安定化を目指す措置 - ảnh 2
外国投資企業協会のグェン・バン・トァン副会長

これについて 外国投資企業協会のグェン・バン・トァン副会長は次のように語りました

「テープ」

「今年初めから9ヶ月、FDIの登録投資額は昨年同期と比べて減少していますが、実施した額は98%に達し、増加しています。これは良い兆しです。また、技術及び生産分に対する投資額もかなり 高額です。2012年まで、10億ドル相当の投資プロジェクトを行った外国企業は1社もありませんでしたが、今年、不動産企業一社を含めた日本企業2社がその投資額を投資しました。」

外国投資企業協会のグェン・バン・トァン副会長はこのように語りました

ベトナムは世界経済の衰退の影響を受けています。そのため、ベトナムは予防活動を確実に実施するとともに、具体的な行動計画を出す必要があります。

ベトナムのマクロ経済の安定化を目指す措置 - ảnh 3
ADBアジア太平洋地域のRAJAT・NAG代表

ADBアジア開発銀行アジア太平洋地域のRAJAT・NAG代表は次のように語りました。

「テープ」

「私たちはベトナムの長期的な成長率に信頼を持っています。しかし、ベトナムは改革事業を引き続き実施する必要があります。これにより、ベトナムは提起した政策の実施や経済の再構築を積極的に行わなければならないと思います」

RAJAT・NAG代表はこのように語りました。

具体的な政策によって、ベトナムの経済成長率は今後、回復することでしょう。

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