ベトナムの報道状況をあらかさまに歪曲

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2013年2月14日に、アメリカに本部を置く国際ジャーナリスト保護委員会は、いわゆる「世界報道の自由状況」に関する報告書を発表しました。そのなかで、ベトナムは、世界で拘束されたジャーナリストの数が最も多い5カ国の一つであると指摘されています。この評価は、ベトナムにおける報道の自由をあらかさまに歪曲するものです。

国際ジャーナリスト保護委員会は年次報告書の中で、ベトナムにおける複数のブロガーとネット民が自分の意見をネット上に掲載したため、拘禁されたと伝えています。

また、この報告書は「2013年1月9日に行われた裁判だけで、14人の青年が言論の自由という罪で、合計100年間の拘禁を言い渡された」と書いています。

同じ情報で、同委員会は「ベトナムにおける拘束されたジャーナリストは国家転覆罪が多かった。」と結論を出しました。

「身柄を拘束されたブロガーとネット民」というタイトルにしたいわゆる報告書の中で、国際ジャーナリスト保護委員会は、報道活動を職業にする真のジャーナリストを、インターネットを利用してベトナム社会主義共和国の刑事法の第88条に違反行為を実現させるブロガーと同一にしました。

ベトナム法律に基づき、真のジャーナリストは情報通信省からジャーナリストカードを発給され、報道機関で働き、ベトナムジャーナリスト協会の会員となり、同協会から権利を保護されています。真のジャーナリストは、専門的な職業訓練を受け、ベトナム報道の発展を始めとするベトナム国家の繁栄事業のために活躍することに誇りを思っています。

一方、ブロガーは、主にネット日記を書く人々です。彼らの作品は、インターネットに掲載されています。ブロガーたちは、社会的責任、公民的責任を負わず、単なる電子社会の電子公民でしかありません。

それだけでなく、実際、ベトナムは、「国家転覆」罪で拘束されたジャーナリストはいません。ただ、ベトナムの法律に違反し、その罪により拘禁されたブロガーはいます。

国際ジャーナリスト保護委員会が年次報告書で取り上げた拘束されたブロガーや、「言論の自由」罪で拘禁を言い渡された青年たちは、ベトナム法律に違反した対象でしかなく、ベトナムにおける各レベルの裁判所で公開的に裁かれました。

裁判で、これらの人々は、明確な証拠で罪を認め、ベトナム法律の規定に従って服役しなければなりません。これらの人々の弁護士でさえも裁判は正しく裁かれたと認めました。そこで、憲法、法律を持つ国家であるベトナムは、いわれなき拘束、罪のない人の拘禁、ひいては自分の意見を述べた理由で本人を拘禁することはできません。

ところで、ベトナムジャーナリスト協会は、1万9千人の会員を擁しています。その中の1万7千人がジャーナリストカードを発給され、全国の数百箇所の報道機関に勤めています。ジャーナリストはまず公民であり、自らの報道作品の情報に対する責任を負わなければなりません。

ジャーナリストが報道法を含む法律に違反し場合、法律に従って処罰されます。「フリージャーナリスト」と自称するジャーナリストではない人々に対しては、自由の言論の権利、報道の自由を利用して、国家の安全保障と国家や団体、個人の利益を犯そうとする資料を配布した場合、法律に従っても処罰されます。

これらのことは、ベトナムにおける言論の自由権と報道の自由を護るため法の平等と厳正で公明性を示すものです。

国際ジャーナリスト保護委員会は、このことを知っているはずでしょう。しかし、ベトナムの実情を無視して、ベトナムにおける報道の自由を中傷論調しています。

同委員会は、客観性に欠ける判断で、ベトナムの真のジャーナリストを始めとする世界の真のジャーナリストのために活動していないことを表すものだといえるでしょう。

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