ベトナムの汚職防止対策法改正案について

ハノイで開催中の第13期ベトナム国会第4回会議の議事日程で、汚職防止対策法改正案について討議が行われます。
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国会議員及び国民の世論によりますと、今回の改正案は汚職防止対策に関するベトナム共産党、国家の主張、政策、指導的観点における制限や差し迫った問題を克服させるとともに、ベトナムの世界への参入プロセスの要求に応えられるものです。

汚職防止対策法改正案は国民の意見を集約されましたので、今国会で採択される予定です。この改正案は汚職防止対策に関する各規定の質の向上や行政府機関の活動の公開化、透明化などを積極的に行うためのものです。会議で、汚職防止対策法改正案は汚職行為を抑制させるため幾つかの規定内容を代える必要があるという意見が相次ぎました。中部高原地帯タイグェン地方のラムドン省選出のグェン・バ・トゥェン(NguyenBaThuyen)国会議員は次のように語りました。

「テープ」

「あるひとつの原因は汚職と戦う規制であると思います。汚職当事者への追跡が許されるならば、汚職行為は発見できると思います。その規制が改正されない限り、汚職防止対策は効果をあげないと思います」

グェン・バン・トゥェン(NguyenBaThuyen)国会議員はこのように語りました。

実際には、汚職防止対策法に基づく財産の公開は形式的なもので、高級レベルの指導者をはじめ全ての対象者の財産は確実に評価されていません。そのため、汚職防止対策法改正案は幹部や党員、公務員を含めた全ての対象者の財産、所得などの公開に関する幾つかの規定を改正します。これは国民の関心を寄せています。ハノイに住むルォン・ゴク・ソンさん(LuongNgocSon)さんは次のように語りました

「テープ」

「汚職防止対策を成功させるため、重要な措置は民主や公開及び透明性を確実に実施する必要があることであると思います。このことをしない限り、汚職防止対策は効果をあげないと思います。」

ソンさんはこのように語りました。

また、ハノイに住むチャン・ディン・チュー(TranDinhTru)さんは次のように語りました

「テープ」

「まず、汚職防止対策に対する全国民の精神を発揮させるとともに、役職者に対する財産の公開を確実に行う必要があると思います。そうすれば、汚職防止対策は成功すると思います」

チューさんはこのように語りました

この汚職防止対策法改正案の最も重要な内容は中央汚職防止対策指導委員会のモデルを改正することです。これにより、その指導委員会は関連各機関とともに、汚職防止対策活動に対する国民の監督権を発揮させることでしょう。

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