先頃、ベトナム北部山岳地帯ソンラ省で、ベトナム・ラオス国会協力関係会議が行われました。会議で、両国は「両国の良好な関係を断固として強化し平和で安定的な国境地域作りに寄与する」ことで一致しました。
ソンラ省はラオスと接する国境線を持つベトナム10省の一つで、ラオス北部の各地方とすべての分野における協力関係を強化するため様々な政策をとなっています。ソンラ省共産党委員会のタオ・スァン・スン委員長は「ソンラ省とラオスの国境地域に住む住民は互いに支援し、安定と発展の国境線作りに寄与している」と明らかにするとともに「ソンラ省はラオス北部の８つの県と政治、経済、文化社会、国防に関する全面的な協力合意書に調印したと述べました。
両国の国境地域にある各地方は貿易活動を積極的に行っています。現在、両国は２０２０年までの「ベトナム・ラオス国境地域での市場（いちば）発展プロジェクトを作成中です。このプロジェクトは両国の国境地域の貿易活動をさらに拡大させるための原動力となっています。昨年２０１１年は両国の商取引額は7億ドルに達し、２０１０年と比べると４９，８％増となりました。これについて、ベトナム国会対外委員会のチャン・バン・ハン委員長は次のように語りました。
「テープ」
「私たちは平和、友好の国境線作りに向け密接で効果的な協力を行うよう両国の各地方の努力を高く評価しています。これは両国、特に、国境地域の各地方の投資、貿易協力活動の強化に寄与すると思います」。
ハン委員長はこのように語りました
今回の会議で、両国は対外経済を発展させるため国境地域の各地方ためのの補助予算を採択することで一致しました。現在、ベトナムはラオスの国境地域の各地方のための人材育成プロジェクトを補助する計画があります。これについて、グェン・スァン・フク副首相は次のように語りました
「テープ」
「両国間の教育養成及び人材育成における協力は両党、国家の関係のさらなる強化に向けての長期的な戦略的な任務です。平等原則に基づいて、両国の経済協力を迅速に発展させると共に平和、安定の国境線作りに向け国境地域の各地方の貿易活動や環境保護、国防安全保障を促進しなければなりません。」
フク副首相はこのように語りました。
国境地域の各地方は両国の伝統的な協力関係の強化に寄与することでしょう。