ベトナム共産党の次期高級幹部の指導部人事育成

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ハノイで開催中の第11期ベトナム共産党中央委員会第7回総会では、次期のハイレベルの指導部人事の選抜の原則、基準、方法が討議されています。これは重要な内容であり「党建設に関するいくつかの差し迫った問題」に関する第11期共産党中央委員会第4回総会決議を具体化させることとなっています。

ベトナム共産党は常に幹部育成とその配置計画の実現に配慮しています。このことは、これまでのベトナム共産党大会の決議で示されています。2011年の共産党第11回全国代表大会も、幹部教育の育成の質的向上を目指す目標を提出しました。第11期共産党中央委員会第7回総会の開幕演説で、グェン・フ・チョン書記長は「幹部の育成、選抜は基準に従って慎重に行なわれなければならない。」と強調しました。この内容について、共産党組織中央委員会のグェン・ディン・フォン元委員長は次のように語りました。

(テープ)

「幹部育成は常にベトナム革命にとって決定的な役割を果たしています。生前、ホーチミン主席は幹部育成に関心を持っていました。ドイモイ刷新事業におけるベトナムは優秀で、道徳と才能を兼ね備えた幹部を必要としています。今回の第7回総会は、次期のハイレベルの指導部人事について討議することは全党が期待している正しい主張です。」

このように語ったフォン元委員長は、幹部選抜は具体的な基準が必要だと述べ、次のように語りました。

(テープ)

「一般的な基準は才能と道徳を兼ね備えることですが、才能と道徳を兼ね備えた幹部を評価するのは、仕事の結果でなければなあいません。その結果は人民の大衆が認めます。」

この間、ベトナム共産党政治局は、「党建設に関するいくつかの差し迫った問題」に関する第11期共産党中央委員会第4回総会決議の実施を際し、次期の高級指導部人事に関する計画案の立案を早期に指導してきました。

また、ホーチミン国家政治行政学院は2015年までに、高級幹部の育成コースを行なっています。同学院のグェン・チョン・フク教授は次のように語りました。

(テープ)

「現在、私たちは、地方レベルの幹部を対象に幹部配置計画を行ないましたが、戦略的幹部の配置計画はまだ行なっていません。ですから、克服措置をとる必要があります。次期の高級指導部の育成と戦略的幹部配置計画の作成は『党建設に関するいくつかの差し迫った問題』に関する第4回総会決議の実施につながるものです。これにより、才能と道徳を兼ね備えたハイレベルの幹部を採用できると期待しています。」

いかなる歴史の段階においても、幹部の業務は国策として見做されています。国の才能と道徳を兼ね備えたハイレベルの幹部を選ぶことは近代化現代化事業における重大な任務を立派に果たすことにつながります。

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