
この5年間、ベトナムの女性は困難を乗り越え、愛国競争運動に積極的に参加し、国の発展事業に大いに貢献してきました。それぞれの婦人連合会は運営内容と方式を絶え間なく刷新し、貧困解消、経済発展事業に寄与してきました。ベトナム婦人連合会が開始してきた運動は数多くの女性を参集してきました。ベトナム婦人連合会のホアン・ティ・アイ・ニェン副会長は次のように語りました。
(テープ)
「この5年、女性の貧困解消、経済発展を始め、女性を支援する為の活動が引き続き実施されてきました。また、女性が学習、労働、幸せな家族づくりに取り組む運動がホーチミン主席の道徳を見習う運動と平行して行なわれてきました。そのほか、婦人連合会は女性実業家クラブ、民間企業における婦人協会を結成しました。現在、ベトナム婦人連合会のメンバーは1500万人にのぼります。」
ニェン副会長はこのように語りました。
近年、農村部や少数民族出身を始め、貧しい女性が貧困状態から脱出できるように、ベトナム婦人連合会は貧しい女性2百万人を対象に融資を行いました。そのほか、毎年、貧しい女性の家族およそ3百万世帯は資本金、知識、生産技術などの援助を受けてきました。女性が社会活動に参加し、貧困状態から脱出できる為に有利な条件を作り出すことはベトナム婦人連合会の今後の優先課題の一つです。ベトナム婦人連合会のグェン・ティ・タン・ホア会長は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは政府のほか、国際諸組織からも資金を調達しました。これとともに、遠隔地や少数民族の人々が住む地域の女性を始め、女性の職業技能の向上のための訓練コースを開きました」
ホア会長はこのように語りました。
先頃、ハノイで行なわれたベトナム駐在国連諸組織との対話で、ベトナム労働傷病軍人社会事業省のファムティハイチェン大臣は「2011年から2012年までの男女平等に関する国家戦略」で、ベトナム共産党と政府は男女平等の実現を目指し様々な措置をとっていると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「国連はベトナムをこの20年、男女平等の実現において東南アジア地域で最も大きな成果を収めた国として認めました。国会議員に占める女性の割合は24,4%に達し、議会があるアセアン東南アジア諸国連合の8カ国の中で、第2位に立っています。そのため、貧困解消事業における農村部の女性の役割の向上にさらに取り組む必要があります」
ファムティハイチェン大臣はこのように語りました。
12日ハノイで開幕した第11期ベトナム婦人連合会の全国代表大会では2017年までの婦人運動の推進計画が作成されます。その中で、2012年に、ベトナム婦人連合会は『幸せな家庭作り』に力を入れるとともに、家庭に関する国家戦略、女性を対象にした職業教育計画の準備を行ないます。