
先頃開かれた第11期ベトナム共産党中央委員会第8回総会は、国の工業近代化と国際社会への参入に応えるため、ベトナム教育養成の基本的かつ全面的刷新へ向けた重要な方向を盛り込む決議を採択しました。実際、この決議は、展開されています。
ファム・ブ・ルアン教育養成大臣は、先週末の「国民の質問に大臣が答える」というテレビ番組に出場し、ベトナム共産党中央委員会がこの決議を採択した事は教育養成部門を始めとする全国レベルの大規模な出来事であり、喜ばしいニュースでもあった。」と明らかにしました。この決議は、教育養成部門に対する党と国家の配慮を改めて示しているのです。

ルアン大臣
ルアン大臣によりますと、教育養成の全面的かつ全面的な刷新とは、差し迫った重大問題を刷新する事です。教育養成の発展は経済社会発展のニーズ及び祖国防衛 事業、科学技術進歩を結び付けて行う事です。教育養成発展の目標は、国民の認識向上、人材育成、ベトナム人の全面的発展、それぞれの個人の潜在力と能力の 発揮などを目指すという事です。
ルアン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「教育に関する認識や行動、見解、原則、やり方を刷新させます。生徒に自学自習、自己研究の意欲を与えることを目指します。生徒が創意工夫を凝らすための教育方法へシフトします。」
このように語ったルアン大臣は「教師の見識を生徒に下ろすという従来の教育と学習方法から、生徒の能力と道徳の向上を重視し、現行の科学的見識を教える方法から生徒の自学自習を育成する方法へシフトさせることになる。これにより、生徒の活発性と長所は早期に発見され、適宜に育成される。」と明らかにしました。
他方、教師スタッフの刷新は重要な要素でもあると訴えられています。ベトナム向学心協会のファム・タット・ゾン副会長は次のように語りました。
(テープ)
「教育刷新のためには、教員を育成する全ての学校はカリキュラム方法をも刷新させなければなりません。それと同時に、新しい教育方法に応えられるように、教員たちも再び訓練されなければなりません。」
一方、ルアン教育養成大臣によりますと、今回の教育養成の刷新では、生徒と教員の講義と学習はベトナム現状に合致しなければなりません。というのは、先進諸国を含む殆どの国々が推進している方法であるのです。ですから、ベトナムの教育養成部門は国の発展事業に応えるために一歩ずつ改革し、教育養成の基本的かつ全面的刷新事業を成功させることになります。