ベトナム法律と国際通例に従って情報を管理

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サイバーセキュリティやソーシャルネットワークに関する応答を行ったトゥアン情報通信大臣=TTXVN

ソーシャルネットワークが盛んに発展している現在、人々は情報を迅速に交換するようになっています。しかし、情報技術が発展するにつれて、情報管理について様々な試練が出ています。ベトナム政府は、これまでベトナム法律と国際通例に従って情報管理を実現してきました。

情報の明白化

グローバル化が進む中で、ベトナムにおけるソーシャルネットワークの発展は当然の傾向です。現在、ベトナムにおけるフェイスブック利用者数はおよそ4千5百万人にのぼり、世界上位に入っています。また、ユーチューブチャンネルについても、ベトナムは利用者数が一番多い10カ国の一つとなっています。ベトナムの法律は、ソーシャルネットワーク利用者の行為を十分に規定していますが、悪質な情報を流したソーシャルネットワークに対する規定はいまだ十分で厳格にならないということです。この問題を解決する為に、2016年12月26日に、情報通信省は、国境を越える情報提供規制を定める38号政令を出しました。これに基づき、越境サービスを提供する企業はベトナム法律に違反した情報を撤廃する責任があるとしています。つまり情報の明白化を確保することは、ソーシャルネットワーク上の中小論調や歪曲情報を制限するための最重要な方策となります。

同時に、情報通信省は、ベトナム法律と国際通例に従って法的枠組みを再検討すると共に、情報管理に関する規定の追加を提案してきました。年初以来、同省は、グーグルや、フェイスブックなどのサービス提供企業に対しベトナム法律を遵守すると同時に、ベトナムの指導者を誹謗中傷したり社会の本質を歪曲する2200点のビデオクリップを削除することを求めました。また、情報通信省は、グーグルに対し、グーグルに属するチャンネルやシステムを利用したベトナム法律に違反する情報やビデオクリップの削除、抑制規制を設定することを要請しました。近日中に、同省は、フェイスブックの代表と会合を行い、ベトナム法律を遵守すると同時に、ベトナムの党と国家の指導者と名乗ったソーシャルネットワークを解除するよう要請する方針です。

ソーシャルネットワーク利用者の認識向上

サイバーセキュリティは、世界各国の関心を浴びています。この間、世界各国で発生したサイバー攻撃は、数量的にも規模的にも増加し、やり方についても複雑になっています。情報通信は発達する経済大国は、情報処理安全に巨額を拠出しましたが、サイバー攻撃による甚大な影響を受けました。ベトナムでは、2016年の調査結果によりますと、多くの機関や組織は、サイバーセキュリティの管理に関する要求にまだ応えていません。

こうした状況を前に、情報通信省は、情報安全に関する法的枠組みを整備する傍ら、2020年までの国家情報安全発展計画、及び2020年までの情報安全担当人材の育成開発案を立案し、政府に提出しました。また、同省は、関連各機関に対しサイバー攻撃対策の履行を指導しました。

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