ベトナム、発展路線を堅持

(VOVWORLD) - マルクス・レーニン主義とホーチミン思想を基礎に民族独立を社会主義と結び付ける目標堅持という発展路線は、2019年5月30日付のベトナム共産党政治局の指示35-CT/TW号に再確認されました。これは、ベトナム共産党の綱領、路線、政策に盛り込まれる終始一貫した原則でもあります。

実際、国の重大な出来事が行われる度に、敵対勢力はベトナム革命に反対する活動を展開します。その目的は、ベトナムの政治体制を変化させ、社会主義建設事業を失敗させ、党と党の路線に対する国民の信頼を失墜させることなどです。しかし、これまで、これらの陰謀がすべて失敗に終わりました。

ベトナム民族の選択肢

歴史から見れば、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想を基礎に民族独立を社会主義と結び付けるという目標はベトナム民族の唯一の正しい選択肢といえるでしょう。19世紀の後半と20世紀の前半に、ベトナムの革命事業が多くの困難に直面していた時代に、ホーチミン主席はマルクス・レーニン主義や、ロシアの10月革命に関する理論をベトナムに導入しました。

それ以来、ベトナムの共産党の指導の下、ベトナム国民はかつての国の独立・自由・統一のための闘争と今日の建設事業において、様々な成果を収め、国を着実に発展させてきました。ベトナム革命事業のこれまでの成果は民族独立を社会主義と結び付けるという路線の正しさを示すものと評されています。

その路線に従って、ベトナム国民は祖国建設防衛事業に全力をあげて取り組んでいます。一方、ベトナム共産党は国民に奉仕するために尽力しています。党の路線は国民の選択肢でもあります。ベトナム革命の勝利は国民の力と知恵によるものといえます。

国民の選択肢を堅持

科学者によりますと、社会主義は人類の発展プロセスの新しい段階です。しかし、社会主義への道は自然に備わったものではありません。そのため、社会主義へ進むために、ベトナム共産党はマルクス・レーニン主義を国の現状に見合うように創造的に適用しなければならないとしています。

この30年あまり、ベトナム共産党が提唱し実施してきたドイモイ(刷新)事業の成果はベトナム共産党の優れた指導力を示すものです。また、ベトナム共産党の理論的思考の前進の一歩でもあります。ドイモイ思想に従って、ベトナムの社会主義的方向に沿った市場経済体制が形成され、国際社会への深いかつ幅広い参入が促進され、国の発展、国民の生活改善、国際社会における国の地位向上などに貢献しています。

これまで、ベトナム共産党は、国民が選択した道を唯一の正しいものとみなしてきました。そして、今後も、その立場は堅持されています。これは、第12回党大会の決議に盛り込まれていますが、第13回党大会の文献にも再確認される見通しです。その正しい路線により、今後もベトナムはさらに多大な成果を収め、「豊かな国民、強固な国、民主的で公平かつ文化的社会」という目標が早期に達成できると期待されています。

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